インドジャボク(印度蛇木、学名Rauwolfia serpentina)とは、キョウチクトウ科の植物の一種。別名は、ラウオルフィア

インドジャボク
インドジャボク
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: リンドウ目 Gentianales
: キョウチクトウ科 Apocynaceae
: Rauwolfia
: インドジャボク R. serpentina
学名
Rauwolfia serpentina
和名
インドジャボク
英名
Snake-root devil-pepper

概要

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インド周辺に自生し、根の形がヘビのようであるからインドジャボクという。また、ヘビの咬傷に用いるからという説もある。花色は白または薄いピンクなど。

根にレセルピン(reserpine)という降圧作用、鎮静作用のある成分と、アジュマリンという抗不整脈作用がある成分が含まれており、これらは医薬品として使われる。

インドではインドジャボクの根を民間薬としてヘビの咬傷、精神病などに使う。レセルピンは副作用の問題があるとはいえ抗精神病作用があると認められており、民間薬として利用されてきたのには根拠があったことになる。一方、伝統的な漢方方剤では、まず使わない。

Status

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本種はワシントン条約の附属書IIに指定されている。