ライス・エクルズ・スタジアム
ライス・エクルズ・スタジアム(Rice-Eccles Stadium)は、アメリカ合衆国ユタ州ソルトレイクシティにあるスタジアム。ユタ大学が所有している。1927年に133,000ドルの建設費を掛けて建設され、2002年冬季オリンピックの開・閉会式場にもなった[1]。パラリンピックでは開会式会場だった[2]。その時は「ライス・エクルズ・オリンピックスタジアム」の名称であった。
ライス・エクルズ・スタジアム Rice–Eccles Stadium | |
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施設情報 | |
所在地 |
アメリカ合衆国 451 South 1400 East, Ste. 600 Salt Lake City, Utah 84112 |
位置 | 北緯40度45分36秒 西経111度50分56秒 / 北緯40.76000度 西経111.84889度座標: 北緯40度45分36秒 西経111度50分56秒 / 北緯40.76000度 西経111.84889度 |
起工 | 1997年6月 |
開場 | 1998年9月12日 |
所有者 | ユタ大学 |
運用者 | ユタ大学 |
グラウンド | フィールドターフ |
建設費 | 5000万米ドル |
設計者 | FFKR Architects |
総合建設者 | Layton Construction |
使用チーム、大会 | |
ユタ大学(カレッジフットボール)1998-現在 レアル・ソルトレイク(MLS)2005-2008 | |
収容人員 | |
45,807人 |
杮落としは1927年10月22日。ユタ大学がコロラド鉱山大学に勝利した。当時はUteスタジアムと呼ばれており、収容人数は2万人だった。その後改修で3万人に増員した。1972年には当時アメリカ最大級のヘルスクラブチェーンを経営していたロバート・L・ライスからユタ大に寄付された100万ドルをもとに改修工事が行われた。南スタンドを増設し、ロッカールームと記者席の設置で、収容人数は32,500人になった。これにより名称がライス・スタジアムと改められた。
1995年にソルトレーク五輪開催が決定し、当スタジアムが開閉会式の会場に決まったが、施設は老朽化していたため全面改修が行われた。1997年11月から工事に着手、旧スタンドを取り壊し、新スタンドを新設、1998年9月12日に開場した。収容人員は4万5千人となった。
5,000万ドルの工事費用は大会組織委員会と個人の寄付、債券、そのうち1,000万ドルは地元の資産家スペンサー・エクルズとジョージ・S&ドロレス・ドレ・エクルズ財団からの寄付によって賄われた。エクルズの貢献により名称はライス・エクルズ・スタジアムに改称された。
アクセス
編集UTA TRAX路面電車レッドラインスタジアム駅下車すぐ。
脚注
編集- ^ 2002 Winter Olympics official report. Volume 1. p. 101.
- ^ Salt Lake Organizing Committee (2001). Official Spectator Guide. p. 187
外部リンク
編集先代 エムウェーブ (長野) |
冬季パラリンピック 主競技場 2002 |
次代 スタディオ・オリンピコ (トリノ) |
前本拠地: - |
レアル・ソルトレイクの本拠地 2005 - 2008 |
次本拠地: リオ・ティント・スタジアム 2008 - 現在 |