ヨハン・コボー
デンマークのバレエダンサー
ヨハン・コボー(Johan Kobborg、1972年6月5日 - )はデンマーク出身のバレエダンサー・バレエ指導者で、英国ロイヤル・バレエ団の元プリンシパルである。
経歴
編集デンマーク第3の都市、オーデンセに生まれる。
コボーは1988年、16歳のときにデンマーク王立バレエ学校でキャリアをスタートさせた。1991年にはデンマーク王立バレエ団に加入し、1994年に「ラ・シルフィード」のジェームズ役でデビューを飾った後にプリンシパルに任命された。
1999年には英国ロイヤル・バレエ団に加入し、団のレパートリーでの主要な役の殆どを踊った。
コボーは、マリインスキー・バレエ団、ボリショイ・バレエ団、ミラノ・スカラ座バレエ団などを含む、世界中のバレエ団に客演して活躍し、日本にも英国ロイヤル・バレエ団の来日公演や、世界バレエフェスティバルへの出演などで数多く来日している。
コボーはよくルーマニア出身のアリーナ・コジョカルとパートナーを組むが、コジョカルはコボーの私生活上のパートナーでもある[1]。
2013年、コジョカルとともにロイヤル・バレエ団を退団した[2]。その後、ルーマニア国立バレエ団芸術監督に就任した[3]。
受賞歴
編集脚注
編集- ^ "Not just anybody: Alina Cojocaru", The Times, 10 February 2007
- ^ "Alina Cojocaru and Johan Kobborg to leave The Royal Ballet at the end of 2012/13 season", Royal Opera House, 3 June 2013
- ^ アリーナ・コジョカルドリームプロジェクト2014 日本舞台芸術振興会ウェブサイト、2014年10月5日閲覧。