ユー・ガッタ・テイク・ア・リトル・ラヴ
ホレス・シルヴァーのアルバム
『ユー・ガッタ・テイク・ア・リトル・ラヴ』(You Gotta Take a Little Love)は、アメリカ合衆国のジャズ・ピアニスト、ホレス・シルヴァーが1969年に録音・発表したスタジオ・アルバム。
『ユー・ガッタ・テイク・ア・リトル・ラヴ』 | ||||
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ホレス・シルヴァー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1969年1月10日(#1, #2, #4)、1月17日(#3, #5, #6, #7) ニュージャージー州 ヴァン・ゲルダー・スタジオ[1] | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | ブルーノート・レコード | |||
プロデュース | フランシス・ウルフ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ホレス・シルヴァー アルバム 年表 | ||||
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解説
編集ランディ・ブレッカーが新メンバーとして迎えられており、ブレッカーは本作と同時期に、自身初のリーダー・アルバム『スコア』を録音している[3]。シルヴァーがブルーノート・レコード所属時に録音したアルバムとしては最後の、全編クインテット編成によるアルバムで、以後シルヴァーは、ボーカルおよび大編成のバンドを導入した録音を行うが、1972年録音の『27番目の男 (イン・パースート・オブ・ザ・27thマン)』は、一部の曲がクインテット編成で録音されている[3]。
スコット・ヤナウはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「スタンダードになった曲はない」「シルヴァーが1960年代末期に率いていた、優れたハード・バップ・グループの演奏が収録されている」と評している[2]。
収録曲
編集特記なき楽曲はホレス・シルヴァー作。
- ユー・ガッタ・テイク・ア・リトル・ラヴ - "You Gotta Take a Little Love" - 5:24
- ザ・ライジン・サン - "The Risin' Sun" - 4:37
- イッツ・タイム - "It's Time" - 6:42
- ラヴリーズ・ドーター - "Lovely's Daughter" (Bennie Maupin) - 4:14
- ダウン・アンド・アウト - "Down and Out" - 4:30
- ザ・ベリー・ダンサー - "The Belly Dancer" - 7:25
- ブレイン・ウェイヴ - "Brain Wave" - 6:14
参加ミュージシャン
編集- ホレス・シルヴァー - ピアノ
- ランディ・ブレッカー - トランペット、フリューゲルホルン
- ベニー・モウピン - テナー・サクソフォーン、フルート
- ジョン・ウィリアムス - ベース
- ビリー・コブハム - ドラムス
脚注
編集- ^ “Horace Silver Discography”. Jazz Discography Project. 2025年3月2日閲覧。
- ^ a b Yanow, Scott. “You Gotta Take a Little Love - Horace Silver - Album”. AllMusic. 2025年3月2日閲覧。
- ^ a b 2007年リマスターCD (0946 3 74222 2 9)英文ライナーノーツ(Bob Blumenthal、2006年)
外部リンク
編集- ユー・ガッタ・テイク・ア・リトル・ラヴ - Discogs (発売一覧)