ユリアン・バウムガルトリンガー
ユリアン・バウムガルトリンガー(Julian Baumgartlinger, 1988年1月2日 - )は、オーストリア・ザルツブルク州ザルツブルク市出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはMF。元オーストリア代表。
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オーストリア代表でのバウムガルトリンガー (2018年) | ||||||
名前 | ||||||
ラテン文字 | Julian Baumgartlinger | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | オーストリア | |||||
生年月日 | 1988年1月2日(36歳) | |||||
出身地 | ザルツブルク | |||||
身長 | 183cm | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | MF | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
1993-2001 | USCマットゼー | |||||
2001-2006 | TSV1860ミュンヘン | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2006-2009 | TSV1860ミュンヘンII | 37 | (1) | |||
2007-2009 | TSV1860ミュンヘン | 13 | (0) | |||
2009-2011 | FKアウストリア・ウィーン | 61 | (1) | |||
2011-2016 | 1.FSVマインツ05 | 124 | (2) | |||
2016-2022 | バイエル・レバークーゼン | 115 | (5) | |||
2022-2023 | FCアウクスブルク | 16 | (0) | |||
代表歴 | ||||||
2003-2004 | オーストリア U-16 | 2 | (0) | |||
2004-2005 | オーストリア U-17 | 4 | (0) | |||
2005-2006 | オーストリア U-18 | 2 | (0) | |||
2006-2007 | オーストリア U-19 | 15 | (0) | |||
2008 | オーストリア U-20 | 3 | (0) | |||
2007-2009 | オーストリア U-21 | 17 | (1) | |||
2009-2021 | オーストリア | 84 | (1) | |||
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経歴
編集ザルツブルクから北約20kmの郊外にあるマットゼーで育ち、5歳の時に地元クラブのUSCマットゼーでサッカーを始める。その後2001年に13歳でドイツへ渡り、TSV1860ミュンヘンのユースチームに加入。
2009年夏、オーストリア・ブンデスリーガのFKアウストリア・ウィーンと2012年までの契約を結んだ。母国へ戻った2年間は、クラブのレギュラーとして、またオーストリア代表チームのレギュラーとして活躍した。このことがドイツ・ブンデスリーガの1.FSVマインツ05の注目を集め、2011年夏に移籍[1]。15/16シーズンにはクラブキャプテンを務めた[2]。
2016年5月19日、バイエル・レバークーゼンと4年の契約を結んだことが発表された[3]。 2019年10月、同クラブと2021年6月まで契約を延長[4]、2021年2月、さらに2022年6月30日まで契約を延長すると発表された[5][6]。2022年3月にレバークーゼンは今期限りでバウムガルトリンガーが退団することを発表[7]。同年5月14日の21/22シーズン最終節SCフライブルク戦にて退団セレモニーが行われ、同じく今期限りでスポーツディレクターを引退するルディ・フェラーとともに送り出された。
2022年8月16日、FCアウクスブルクと1年の契約を結んだ[8]。
2023年7月24日、現役引退を表明した[9]。
代表歴
編集2003年のU-16に召集されて以降、各年代のオーストリア代表に選出されている。2009年にはU-21代表チームのキャプテンを務めた。2009年9月9日、ワールドカップ予選のルーマニア代表戦でA代表デビュー。2014年6月3日のチェコとの親善試合で代表初ゴールを決めた。
UEFA EURO2016では代表として3戦すべてで先発するも、チームはグループステージを最下位で敗退した。
2016年8月、クリスティアン・フックスの後任としてキャプテンに就任した[10]。
2021年5月、UEFA EURO2020のメンバーとして招集された[11]。しかし1月23日のVfLヴォルフスブルク戦で左膝の前十字靱帯を損傷[12]し復帰途中であり、グループステージ初戦の北マケドニア戦にて後半アディショナルタイムからのわずかな出場だけにとどまった。チームはベスト16で優勝国のイタリアに敗れたが、EURO初勝利(北マケドニア戦)や初めてグループステージを突破するなど、オーストリア代表史に残る成果を上げた[13]。
脚注
編集- ^ Umair, M. A. (2011年9月4日). “Bundeliga Summer 2011 Transfers” (英語). Sportslens.com. 2020年7月22日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/mainz05en/status/631377642168582144” (英語). Twitter. 2020年7月22日閲覧。
- ^ “Leverkusen sign Baumgartlinger from Mainz” (英語). bundesliga.com - the official Bundesliga website. 2020年7月22日閲覧。
- ^ “BAYER 04 VERLÄNGERT MIT BAUMGARTLINGER”. 2020年7月22日閲覧。
- ^ “BAYER 04 VERLÄNGERT MIT JULIAN BAUMGARTLINGER”. 2021年2月17日閲覧。
- ^ “レヴァークーゼン、バウムガルトリンガーと1年延長”. ドイツNo.1のサッカー専門誌 | Kicker日本語版 (2021年2月17日). 2021年2月17日閲覧。
- ^ “レヴァークーゼン:バウムガルトリンガーがこの夏に退団|スカパー!ブンデスリーガNEWS|ドイツ ブンデスリーガ 独占中継・配信|スカパー!サッカー中継”. soccer.skyperfectv.co.jp. 2022年8月16日閲覧。
- ^ “FCA complete the signing of Julian Baumgartlinger” (英語). FC Augsburg. 2022年8月16日閲覧。
- ^ “Nach dem FCA: Julian Baumgartlinger beendet seine Karriere” [After FCA: Julian Baumgartlinger ends his career] (ドイツ語). Augsburger Allgemeine (24 July 2023). 2023年9月25日閲覧。
- ^ “Julian Baumgartlinger neuer ÖFB-Teamkapitän” (ドイツ語). kurier.at. 2020年7月22日閲覧。
- ^ “オーストリア代表、ブンデスから22選手を招集”. ドイツNo.1のサッカー専門誌 | Kicker日本語版 (2021年5月19日). 2021年7月15日閲覧。
- ^ “バウムガルトリンガー、靭帯断裂は回避。”. ドイツNo.1のサッカー専門誌 | Kicker日本語版 (2021年1月26日). 2021年7月15日閲覧。
- ^ UEFA.com (2021年6月26日). “EURO 2020 review: Austria” (英語). UEFA.com. 2021年7月15日閲覧。
外部リンク
編集- Julian Baumgartlinger at transfermarkt.jp