ユミソン
ユミソン(ゆみそん、英語: Yumi Song)は、 風の沢ミュージアムディレクター、アラフドアートアニュアル総合ディレクター、ベクソン・アーツ・京都ファウンダー[1]、
ユミソン・Yumi Song | |
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生誕 |
東京都 日本 |
国籍 | 韓国 |
公式サイト | http://www.yumisong.net/ |
人物・来歴
編集日本生まれ、東京育ち、国籍は韓国。本名は宋由美(そんゆみ)。 2001年から2007年までは、幼少期に影響を受けた地域に影響を与え返すため上野・谷中地域の寺院を中心にパフォーマンスイベント『うまれっぱなし!』を音楽家のおうじろうと共催。2007年からは表現活動をパフォーマンスからインスタレーションへ移行させ、リレーショナル・アートの形式もとるようになる。2013年に総合ディレクターを務めた震災後の福島を見ていく芸術祭『アラフドアートアニュアル』の総合ディレクターを務めたのをきっかけに、キュレーションを多く手がけ、富士の山ビエンナーレキュレーター、風の沢ミュージアムディレクター等を務める。
遺伝子研究者であった久未可L蔵と、アーティストのピメリコと生き物の編集活動をするグループ『変種編集室』の2015年の発表は、ソーシャリー・エンゲイジド・アート(Socially Engaged Art)アイデアマラソンにて準グランプリ(グランプリ該当なし)となる[2]。
自身の両親が体験したジェノサイド(済州島四・三事件)と自身が日本で体験したヘイトスピーチを基にした作品『It Can't Happen Here(2013)』がきっかけとなり、ホロコーストを生き延びた母の足跡を写真集『In My Mother's Footsteps』として映像化したイシャイ・ガルバシュと、人々の想像で起こりえた虐殺についての作品『Throw the poison in the well(2016)』などを共作。
2016年に日本初となるArt+Feminism Wikipedia エディタソンを、京都のBaexong Artsにて開催。その後2018年に第2回を実施[3]。
主な個展
編集- 2013年 It Can't Happen Here(アートギャラリーC・スクエア/中京大学/愛知/キュレーション野口玲一)[4]
- 2008年 いきづかい-breatihng-(アートコンプレックスセンター/東京/キュレーション野口玲一)
- 2007年 精霊あるいは反響現象(財団法人信州国際音楽村/長野県)
主なグループ展
編集主なレジデンスプログラム
編集主なワークショップ/パフォーマンス
編集主なレクチャー
編集- 2015年 レクチャー 視点構築論2 「私たちはこの風景に名前をつけました」(筑波大学)[10]
- 2014年 シンポジウム「Erinnerung von der Katastrophe in Fukushima in-mit den öffentlichen Künstlern und Wissenscaftlern, Archiv zu schaffen」(ライプツィヒ大学/ボン大学/ベルリン)
- 2013年 「地域とアート」(東京大学大学院情報学環教育部/非常勤講師)
- 2013年 シンポジウム「福島県の小さな町で起こりつつあるアート」(東京大学情報学環/東京)
- 2007年-2008年 OKUTEZ -mimic of ACCADEMIA-(美学校/東京)
賞歴・助成
編集主なキュレーション
編集- 2015年 宮城でのアースプロジェクト, Robert Smithson without Robert Smithson (風の沢ミュージアム/宮城)
- 2015年 When the Wind Blows(Millennium Court Arts Centre/ポータダウン)
- 2014年 Traveling Theory(富士の山ビエンナーレ/静岡)
- 2014年 土思考(風の沢ミュージアム/宮城)
- 2014年 アラフドアートアニュアル2014(福島市)
- 2013年 アラフドアートアニュアル2013(福島市)
- 2011年-2012年 みんなの作業場(共同企画/座高円寺/東京)
- 2011年 日記箱(世田谷文化生活情報センター 生活工房/東京)[11]
- 2010年 わしづかみ!(財団法人信州国際音楽村/長野県)
- 2008年 ギグメンタ2008-美学校1969年の現在-(アシスタントキュレーター/アートコンプレックスセンター/東京)