ユディスティラ・ANM・マサルディ
インドネシアの作家、ジャーナリスト
ユディスティラ・ANM・マサルディ(Yudhistira ANM Massardi, 1954年2月28日 - 2024年4月2日)はインドネシアの作家。
1954年2月28日、西部ジャワのスバン生まれ。初等教育を終えると家族とともに古都ジョグジャカルタに移り、そこで創作活動を始めた。
成人するとジャカルタにてジャーナリストとして働きはじめ、その傍らで詩・戯曲・小説などの創作活動を続ける。
小説では、直截な若者言葉の表現を盛り込みながら、権威を揶揄する奔放なスタイルで書かれた「アルジュナ三部作」が、1970年代以降のインドネシアの若い世代に大きな共感を呼んだ。
ジャーナリストとしては、週刊誌『ル・ラキ(Le Laki)』、『テンポ(Tempo)』、『ジャカルタ・ジャカルタ(Jakarta-Jakarta)』、『エディトル(Editor)』、『ユモル(Humor)』そして『ガトラ(Gatra)』の記者、編集者、編集長を務めた。
なお、双子の兄ノールカ・マサルディもジャーナリスト、小説家、戯曲作家、詩人である。
作品リスト
編集参考文献
編集- Ajip Rosidi (ed.), Apa Siapa Orang Sunda.' Bandung: Kibulat, 2003.