ヤマウズラ (山鶉、学名:Perdix dauuricae)は、キジ科ヤマウズラ属に分類される鳥類。別名ドーリヤヤマウズラ

ヤマウズラ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: キジ目 Galliformes
: キジ科 Phasianidae
: ヤマウズラ属 Perdix
: ヤマウズラ P. dauuricae
学名
Perdix dauuricae (Pallas, 1811)
和名
ヤマウズラ (山鶉)
英名
Daurian partridge

分布

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P. d. dauuricae
ウズベキスタンカザフスタンキルギスタジキスタン中華人民共和国北部、トルキスタンモンゴル[2][1]
P. d. suschkini
中華人民共和国北東部および北西部、ロシアウスリー[2]

形態

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全長26-29.4センチメートル[2]。翼長13.5-15.3センチメートル[2]。オスは顔から胸部にかけての羽衣が橙色[2]。胸部に馬蹄状の黒色斑、体側面には赤褐色の短い斑紋が入る[2]。メスは胸部の黒色斑がないか、ほとんどない[2]

分類

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2亜種に分かれる[2]

  • Perdix dauuricae dauuricae
  • Perdix dauuricae suschkini

生態

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ステップ高原、岩のある斜面、農地などに生息する[2]

食性は植物食で、種子などを食べる[2]

繁殖形態は卵生。12-18個の卵を産む[2]

参考文献

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  1. ^ a b The IUCN Red List of Threatened Species
    • BirdLife International 2012. Perdix dauurica. In: IUCN 2013. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2013.1.
  2. ^ a b c d e f g h i j k 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-I (キジ目)』、東京動物園協会、1987年、84、172頁。

関連項目

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