ヤグアル1
ヤグアル1は、対戦車ミサイルを装備した西ドイツの対戦車車両。ラケーテンヤークトパンツァー3(RakJPz3)とも呼ばれる。
基礎データ | |
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全長 | 6.61 m |
全幅 | 3.12 m |
全高 | 2.55 m |
乗員数 | 4名 |
乗員配置 | 車長、砲手、装填手、操縦手 |
装甲・武装 | |
装甲 | 50 mm |
主武装 | HOT対戦車ミサイルドラムランチャー×1、ミサイル8発、予備弾12発 |
副武装 | 7.62 mm MG3機関銃×2、発煙弾発射機×8 |
機動力 | |
速度 | 70 km/h |
エンジン |
29.4L MTU MB 837 Aa V型8気筒 水冷多燃料ディーゼル 500 hp(368 kW) |
懸架・駆動 | トーションバー方式 |
行動距離 | 380 km |
1978年から1982年にかけて、ラケーテンヤークトパンツァー2の316輌が、SS.11をHOTに換装し、装甲を強化して、アップグレード改修された。その後、1993年から1995年までの間に、新しい光学・FLIRシステムが採用された。
ドイツ陸軍に採用され、2005年までに順次退役した。また、オーストリア軍に一部が売却されている。
なお1983年から1985年にかけて、カノーネンヤークトパンツァーがBGM-71 TOWミサイルを装備したヤグアル2に改造されたが、ヤグアル1が改良されたため、後発のヤグアル2のほうが早く退役している。