モーリス・ハーバート・ドッブ(Maurice Herbert Dobb、1900年9月3日 - 1976年8月17日)は、イギリス経済学者。主な活動分野は、マルクス経済学社会主義経済、開発途上国の研究であった。

略歴

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研究・主張

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著書

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  • 『賃金論入門』、氏原正治郎訳、新評論社、1954年
  • 『ソヴェート経済史――1917年以後のソヴェート経済の発展』(上)、野々村一雄訳、日本評論社、1956年
  • 『後進国の経済発展と経済機構』(京都大学総合経済研究所研究叢書2)、小野一一郎訳、有斐閣、1956年
  • 『ドッブ経済学教程』、塚谷晃弘鈴木宗太郎共訳、関書院出版、1957年
  • 『資本主義――昨日と今日』(合同新書)、玉井竜象訳、合同出版社、1959年
  • 『賃金論』(改訂版)、氏原正治郎訳、新評論、1962年
  • 『経済成長と経済計画』、石川滋・宮本義男共訳、岩波書店、1965年
  • 『現代経済体制論――経済発展と計画経済』、玉井竜象]・藤田整共訳、新評論、1970年
  • 『七十年代の資本主義――国際シンポジウム』、中村達也・永井進・渡会勝義共訳、新評論、1972年
  • 『厚生経済学と社会主義経済学――常識的な批判』、中村達也訳、岩波書店、1973年
  • 『価値と分配の理論』、岸本重陳訳、新評論、1976年

【原書】

  • 『政治経済学と資本主義』(Political Economy and Capitalism), 1937年
  • 『資本主義発展の研究』(Studies in the Development of Capitalism), 1946年
  • 『経済理論と社会主義』(On Economic Theory abd Socialism), 1955年
  • 『価値と分配の理論』(Theories of Value and Distribution since Adam Smith), 1973年

外部リンク

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