モンゴメリー (防護巡洋艦)
艦歴 | |
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発注: | |
起工: | |
進水: | 1891年12月5日 |
就役: | 1894年6月21日 |
退役: | 1918年5月16日 |
その後: | 1919年11月14日に売却 |
除籍: | 1919年8月25日 |
性能諸元 | |
排水量: | 2,094トン |
全長: | 269 ft 6 in |
全幅: | 37 ft |
吃水: | 14 ft 7 in |
機関: | |
最大速: | 17ノット |
乗員: | 士官、兵員125名 |
兵装: | 5インチ砲9門、 6ポンド砲6門、 1ポンド砲2門、 18インチ魚雷発射管3門 |
モンゴメリー (USS Montgomery, C-9) は、アメリカ海軍の防護巡洋艦。モンゴメリー級防護巡洋艦の1隻。艦名はアラバマ州モンゴメリーに因む。その名を持つ艦としては4隻目。
艦歴
編集モンゴメリーはメリーランド州ボルチモアのコロンビア製鉄所で建造され、1891年12月5日にソフィア・スミスによって進水、1894年6月21日にノーフォーク海軍工廠でチャールズ・W・デイヴィス艦長の指揮下就役する。
北大西洋戦隊に配属されたモンゴメリーは東海岸及びカリブ海で作戦活動に従事する。米西戦争でモンゴメリーは1898年4月にキューバ及びハイチ近海を巡航し、5月にはハバナ封鎖に参加する。5月5日にロレンツォ (Lorenzo) およびフラスキート (Frasquito) の二隻を沈め、一週間後にはスペイン軍の要塞を砲撃した。
1899年4月にモンゴメリーは南大西洋戦隊に転属し、南アメリカの大西洋岸沿いに作戦活動を行った後本国に帰還、1900年9月15日にニューヨークで退役する。1902年5月15日に再就役し、北大西洋戦隊カリブ海艦隊に配属され、西インド諸島で作戦活動に従事した。モンゴメリーは1904年9月15日にペンシルベニア州フィラデルフィアで再び退役する。
1908年1月2日に三度目の就役をしたモンゴメリーは第5海軍管区で水雷実験艦としての任務に従事した。1914年から1918年までモンゴメリーはメリーランド海軍民兵と共に軍務に就く。1918年3月14日にモンゴメリーはアニストン (Anniston) と改名され、アメリカン・パトロール分隊第2艦隊に配属、大西洋岸及びカリブ海で偵察、護衛任務に従事した。
アニストンは1918年5月16日にチャールストンで退役し、1919年8月25日に除籍、11月14日に売却された。