モモブトホソバエ科(Megamerinidae)は、双翅目(ハエ目)の科の一つ。和名はフトモモホソバエ科ともされる。世界に3属約11種が知られ、日本にはクロフトモモホソバエ Texara compressa が生息する。

モモブトホソバエ科
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ハエ目(双翅目) Diptera
亜目 : ハエ亜目(短角亜目) Brachycera
下目 : ハエ下目 Muscomorpha
上科 : シュモクバエ上科 Diopsoidea
: モモブトホソバエ科 Megamerinidae
  • Megamerina
  • Protexara
  • Texara

形態

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中型の双翅目で、細長い体型をしている[1]。全体的な形態はハチのような姿をしている[2]。また通常腿節が太くなり、これが和名の由来ともなっている。

分類

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モモブトホソバエ科は、シュモクバエ科などとともにシュモクバエ上科を構成する科として扱われる[2]。かつては Syringogaster 属と Gobrya 属も本科に含まれていたが、これは独立した科(Syringogasteridae、Gobryidae)とされている[2]。形態的には Tanypezidae 科に類似するが、翅脈のC脈に切れ目がない(Tanypezidae科ではSc脈のところで途切れる)ことなどで区別される[2]

利用

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特に利用されない。

脚注

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  1. ^ A. A. Stackelberg 1989. Family Megamerinidae. p.180-181. In: Keys to The Insects of The European Part of The USSR Brill Archive
  2. ^ a b c d McAlpine, 1997. Gobryidae, a new family of acalyptrate flies (Diptera: Diopsoidea), and a discussion of relationships of the diopsoid families. Rec. Aust. Mus. 49(2): 167–194