モハマッド・ナザール
モハマッド・ナザール(1935年 - ?)は、アフガニスタンの政治家、軍人。大将。共産政権時代に空軍及び防空軍司令官、参謀総長、国防相、第一副首相等を務めた。
経歴
編集シンダンド郡出身。パシュトゥーン人。
空軍に勤務し、カブール陸軍大学を卒業。1974年からアフガニスタン人民民主党、ハルク派。
- 1978年~1979年 - 空軍司令官
- 1979年9月25日~1980年 - 通信次官
- 1980年~1982年 - 空軍及び防空軍司令官
- 1982年~1984年 - ソ連軍参謀本部アカデミーに研修
- 1983年 - アフガニスタン人民民主党中央委員会委員、革命会議議員
- 1984年1月~12月 - 参謀総長
- 1984年12月4日~1986年12月 - 国防相
- 1986年5月22日~ - 国防会議副議長を兼任
- 1985年11月 - アフガニスタン人民民主党政治局員候補、革命会議幹部会議員
- 1986年12月5日~1990年4月 - 第一副首相
1990年4月、シャフナワーズ・タナイ国防相の反乱に関与し逮捕。
1990年代後半、ターリバーンにより処刑。