モノンガヒラ川(モノンガヒラがわ、英語: Monongahela River)は米国ウェストバージニア州アレゲニー台地でいくつかの川を合わせて北へ流れ、ペンシルベニア州に入り、ピッツバーグダウンタウンアレゲニー川と合流してオハイオ川となる全長209kmの川である。

写真中央奥から流れてくるモノンガヒラ川が左奥のピッツバーグ・ダウンタウンで、左からのアレゲニー川と合流してオハイオ川になる
モノンガヒラ川はウェスト・バージニア州からペンシルベニア州へ流れる

ピッツバーグ近くでは便利な舟運を利用して、鉄工所などの工場が多い。[1] この川の現地での愛称は「モン」(Mon)で、U.S.スチールのこの川の流域にある諸製鉄所は総称してモンバレー製鉄所(Mon Valley Ironworks:Irvine Plantなど)と呼ばれ、またこの愛称はモンバレー通勤鉄道(Mon Valley Commuter Rail、今は中止)などにも使われた。

モノンガヒラの名称はこの地方の原住民の言葉で「急峻な河岸(なので崩れやすい)」(MechmenawungihillaまたはMenawngihella)から来ているという説がある。

参照項目

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脚注

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  1. ^ モノンガヒラ川