メチルアミン
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メチルアミン | |
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一般情報 | |
IUPAC名 | |
別名 | メタンアミン アミノメタン |
分子式 | CH5N |
示性式 | CH3NH2 |
分子量 | 31.1 |
形状 | 常温で無色気体 |
CAS登録番号 | 74-89-5 |
SMILES | CN |
性質 | |
密度と相 | 0.7 g/cm3, 液体 |
相対蒸気密度 | 1.07 (空気 = 1) |
水への溶解度 | 108g/100 mL (20℃) |
融点 | −93 °C |
沸点 | −6 °C |
pKb | 3.36 |
粘度 | 0.23 cP (0℃) |
出典 | 国際化学物質安全性カード |
40% メチルアミン水溶液 | |
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形状 | 無色液体 |
密度と相 | 0.89 g/cm3, 液体 |
相対蒸気密度 | 1.08(空気 = 1) |
融点 | −39 ℃ |
沸点 | 48 ℃ |
出典 | 国際化学物質安全性カード |
メチルアミン (methylamine) は、最も基本的な第一級アミン。メタンアミン、アミノメタンとも呼ばれる。
強い臭気を有する無色の気体で、20 ℃ で 108 g/100 mL と、水に非常に溶けやすい。引火性が強く、空気との混合気体は爆発しやすい。通常、塩酸との塩である塩酸メチルアンモニウムの状態で市販されることが多く、メーカーによっては、ガスボンベ、水溶液、メタノール溶液として販売する場合もある。
様々な有機化合物の原料となる物質である。多くのアミンと同じく N 上に孤立電子対を持つため塩基性を示し、求核剤としてハロゲン化アルキルやカルボン酸誘導体等と反応し、置換アミン、アンモニウム塩あるいは酸アミドを生成する。
合成法
編集また、ホルムアルデヒドと塩化アンモニウムの反応でも得られる。[1]
関連項目
編集出典
編集- ^ “Methylamine Hydrochloride”. Org. Synth.. Marvel, C. S.; Jenkins, R. L. (1941年). 2020. 8. 4.閲覧。
外部リンク
編集- 国際化学物質安全性カード メチルアミン(40%水溶液) (ICSC:1483) 日本語版(国立医薬品食品衛生研究所による), 英語版