モスクワの海
モスクワの海(モスクワのうみ、Mare Moscoviense)は月の海。月の北半球、地球からは観察できない、いわゆる月の裏側に位置する。
モスクワの海 | |
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ラテン名 | Mare Moscoviense |
英語名 | Sea of Moscow |
直径 | 277km |
月面座標 | 北緯27度11分 東経147度32分 / 北緯27.18度 東経147.54度座標: 北緯27度11分 東経147度32分 / 北緯27.18度 東経147.54度 |
月面緯度 | 北緯27.18° |
月面経度 | 東経147.54° |
1959年にルナ3号が世界で初めて月の裏側を撮影した際に発見された。
後にアメリカのルナ・オービター計画で再度観測された際、モスクワの海は底が比較的明るい岩石からできており(通常の月の海は暗い)、巨大なクレーターに近い性質を持っていることが分かった[1]。
脚注
編集- ^ 宮本正太郎 執筆「月の地質 孫衛星による観測」『原色現代科学大事典 1―宇宙』小尾信彌 代表、株式会社学習研究社、1969年再版(初版1969年)、P252。(原文は「モスコーの海」表記)