モエーチェ
スペインの村
モエーチェ(Moeche)は、スペイン、ガリシア州、ア・コルーニャ県の自治体、コマルカ・デ・フェロルに属する。ガリシア統計局によると、2009年の人口は1,416人(2006年:1,437人、2005年:1,469人、2004年:1,461人、2003年:1,478人)である。住民呼称はmodestino/-a。
自治体庁舎 | |
州 | ガリシア州 |
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県 | ア・コルーニャ県 |
コマルカ | フェロル |
人口 | 1,416 人 (2009年) |
住民呼称 | modestino/-a |
ガリシア語率 | 97.87% (2011年[1]) |
北緯43度35分 西経7度57分 / 北緯43.583度 西経7.950度座標: 北緯43度35分 西経7度57分 / 北緯43.583度 西経7.950度
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ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は97.87%(2001年)。
地理
編集モエーチェはア・コルーニャ県の北東部に位置し、コマルカ・デ・フェロルに属する。北から東にかけてはセルディードと、東から南にかけてはアス・ソモーサスと、南から西にかけてはサン・サドゥルニーニョと、北西がバルドビーニョの各自治体と隣接、自治体の中心地区は、サン・ショアン・デ・モエーチェ教区のサン・ラモン地区[2]。
人口
編集モエーチェの人口推移 1900-2010 |
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[3]、1996年 - [4] |
政治
編集自治体首長はガリシア国民党(PPdeG)のフリオ・ロペス・ロメオ(Julio López Romeo)、自治体評議員はガリシア国民党:5、ガリシア民族主義ブロック(BNG):3、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE):1となっている(2007年の自治体選挙の結果、得票順)。
史跡・名所
編集- モエーチェ城(Castelo de Moeche) - 15世紀に建造された城で、モエーチェのシンボルとなっている。所在地サン・シュルショ・デ・モエーチェ教区。15世紀のイルマンディーニョの反乱Primeira Revolución Irmandiñaの舞台となった。このことを記念して1980年以来毎年8月の第3土曜日にモエーチェ・イルマンディーニョ祭り(Festival Irmandiño de Moeche)が行われている。
- ラニャル館(Pazo de Rañal) - サン・シュルショ・デ・モエーチェ教区にある17世紀の館。
教区
編集モエーチェは5の教区に分けられている。太字は自治体中心地区のある教区[2]。
- アバーデ(サンティアーゴ)
- ラバセンゴス(サンタ・マリーア)
- サン・ショアン・デ・モエーチェ(サン・ショアン)
- サン・シュルショ・デ・モエーチェ(サン・シュルショ)
- サンタ・クルス・デ・モエーチェ(サンタ・クルス)
参考文献・脚注
編集- ^ Neira, Carlos (ガリシア語), Evolución no uso do galego por concellos, Praza Pública.
- ^ a b Dicionario Xeográfico Ilustrado de Galicia vol.16、p.11-12、Xeogal Publicacións、2009、ISBN 978-84-613-5826-7
- ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
- ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.