メルセデス・ベンツ・EQE SUV

メルセデス・ベンツが販売する高級EVクロスオーバーSUV

EQE SUV(社内コード:X294)とはメルセデス・ベンツEQブランドで販売する電動Eセグメント高級クロスオーバーSUVである。

同じプラットフォームを使用する同名のセダンについてはEQEを参照。

メルセデス・ベンツ・EQE SUV
X294
概要
製造国 ドイツの旗 ドイツ
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国[1]
販売期間 2023年-
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアクロスオーバーSUV
駆動方式 RWD/4WD
プラットフォーム EVA2プラットフォーム
パワートレイン
モーター 永久磁石交流同期モータ
前:4リンク式/後:マルチリンク式
前:4リンク式/後:マルチリンク式
車両寸法
ホイールベース 3,030 mm
全長 4,863 mm
全幅 1,940 mm
全高 1,686 mm
車両重量 2,355-2,690 kg
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概要

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2022年10月にパリのロダン美術館で発表され、2023年4月に欧州で販売開始。日本では2023年8月に受注を開始した。 [2] [3] [4] [5]

2022年に発売されたEQEのSUVバージョンとして開発され、EQSEQS SUV・EQEに続きEVA2プラットフォームを採用する4車種目のモデルとなる。インテリア・エクステリアデザインもこれらの車種のコンセプトを踏襲するが、旋回性能を高めるためにホイールベースがEQEより9cm短縮された。 [6]

EQE SUVには電費改善のための新たな機能が追加された。1つ目はフロントアクスルのディスコネクトユニットで、4WD仕様でフロントモーターの駆動力を使わない状況において、フロントアクスルのクラッチを切り離して駆動力を遮断する。2つ目がヒートポンプユニットで、インバーター・バッテリーの排熱を回収して暖房に用いることでシステムの効率を改善する。ディスコネクトユニットにより約6%、ヒートポンプユニットにより約10%の電費向上を実現した。これらの機能は他のEVA2プラットフォームの車種にもマイナーチェンジにより導入される予定。[3]

EQEと同じくEQE SUVにもAMG 43 4MATICAMG 53 4MATIC+の2種類のAMG仕様がラインナップされる。[7][8]

動力

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動力のラインナップは以下の通り。RWD仕様にはリヤに1基、4WD仕様にはフロント/リヤに各1基の交流同期モーターが搭載される。全モデルに90.6kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載される。

日本市場には350 4MATICとAMG 53 4MATIC+が導入される。[5]

モデル 販売時期 駆動方式 最高出力 最大トルク WTLP航続距離
350+ 2023 - RWD 215 kW (292 PS) 565 Nm 590 km
350 4MATIC 4WD 215 kW (292 PS) 765 Nm 558 km
500 4MATIC 300 kW (408 PS) 858 Nm 547 km
AMG 43 4MATIC 350 kW (476 PS) 858 Nm 488 km
AMG 53 4MATIC+ 460 kW (625 PS) 950 Nm 375-470 km

脚注

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外部リンク

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