メブロカロン
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メブロカロン(Mebroqualone)は、キナゾリノン系のGABA作動薬である。メクロカロンのアナログで、β型のGABAA受容体アゴニスト活性に由来する同様の催眠/鎮静作用を有する。1960年代に初めて合成された[1]。メブロカロンでは、メクロカロンの3-フェニル環の塩素原子が臭素原子に置き換わっている。ドイツでは1998年に非合法化されたが、その他の情報はほとんどない。この化合物は、ドイツの闇市場で、メクロカロンのアナログのデザイナードラッグとして販売されていたようである[2]。
IUPAC命名法による物質名 | |
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データベースID | |
ATCコード | none |
PubChem | CID: 364842 |
ChemSpider | 323878 |
化学的データ | |
化学式 | C15H11BrN2O |
分子量 | 315.17 g·mol−1 |
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