ウィラル(Wirral)は、イングランドマージーサイドの大都市バラである。2008年の推定人口は311,200人、面積は160km2で、ウィラル半島の北部に位置する。タウンであるバーケンヘッドは、行政的にはウィラルに属している。マージー川の対岸はリヴァプールで、位置的にはウィラルから北東方面にあたる。 バラの東側にはマージー川、北側にはアイリッシュ海、西側にはディー川に囲まれている。

ウィラル
Wirral
イングランドの旗
ウィラルの市章
大都市バラ章
位置
ウィラルの位置の位置図
ウィラルの位置
座標 : 北緯53度24分 西経03度01分 / 北緯53.400度 西経3.017度 / 53.400; -3.017
歴史
設立 1974年4月1日
行政
イギリスの旗 イギリス
 連合王国 イングランドの旗イングランド
 リージョン ノース・ウェスト・イングランド
 カウンティ マージーサイド
 大都市バラ ウィラル
地理
面積  
  大都市バラ域 157.0 km2 (60.6 mi2)
人口
人口 (2011現在)
  大都市バラ域 319,800人
    人口密度   2,000人/km2(5,300人/mi2
その他
等時帯 西ヨーロッパ時間 (UTC+0)
夏時間 西ヨーロッパ夏時間 (UTC+1)
郵便番号 CH
市外局番 25-32, 41-63
公式ウェブサイト : www.wirral.gov.uk

バラは、1972年のイギリス地方自治法に基づいて、1974年4月1日に、カウンティ・バラ(county borough)のバーケンヘッド、ワラジー、ミュニシパル・バラ(municipal borough)のベビントンおよびアーバン・ディストリクトのホイレイクとウィラルが合併し、1974年4月1日に設立した。

パラダイス半島

編集

ウィラルは「パラダイス半島」とも呼ばれる半島で、多くのレジャー施設や美しいビクトリア朝の建築がある。歴史的なバーケンヘッド・パーク、リスカードのセントラル・パーク、アローウェ・カントリー・パークから、ベビントンのメイヤー・パークのようなあまり知られていない名所まで、国内でも有数の公園や緑地があるため、リヴァプール都市圏にあって、ウィラルは都会と自然の両方の世界の良さを味わうことができる。

ウィラルは、リヴァプールエリアの裕福な居住地として知られており、マージーサイドで最も犯罪率の低い地域(2015年:1000人あたり16件)である。RightMoveのフレンドリーな隣人、治安、バーやレストランなどの地元の施設などの要素をもとに、人々が住んでいる場所にどれだけ満足しているかを評価する「Happy at Home Index」では、ウィラルは、レミントンスパとリーオンシーに次いで、全国で第3位に格付けされている。

観光

編集

サーストストンの赤い岩、ホイレークのプロムナード、イーザムフェリー、ディー河口を見下ろすウィラルカントリーパーク、ウェストカービーのグランジヒルの森林地帯など、観光スポットが多い。晴れた日にBidston Hillの頂上に登れば、リバプールやウェールズまで見渡すことができる。

地理的に半島であるため、どこにいてもすぐビーチに出ることができる。New BrightonやWest Kirbyの壮大な夕日、海辺の散歩、ビーチでのアイスクリーム等、リゾート地ニューブライトンでの食事などを楽しむことができる。地下鉄、バス、電車等の交通機関も発達しているため。すべてのアトラクションに簡単にアクセスできる。

教育

編集

Wirral Grammar School Girlsなどのトップスクールがある。ウィラルではグラマー・スクールのシステムが充実しており、保護者は評価の高い総合学校を選ぶことができる。Bebington High Sports College、職業訓練コースや建設センター、学校農場等も有名である。

出身人物

編集

姉妹都市

編集

外部リンク

編集