メチオプロパミン
メチオプロパミン(Methiopropamine, MPA)は、メタンフェタミンのベンゼン環をチオフェン環に置き換えた有機化合物である。1942年に合成された。2010年12月ごろから、主にイギリスを中心にメタンフェタミンのデザイナードラッグとして流通している。
IUPAC命名法による物質名 | |
---|---|
| |
データベースID | |
CAS番号 | 801156-47-8(塩基) |
PubChem | CID: 436156 |
KEGG | C22795 |
化学的データ | |
化学式 | C8H13NS |
分子量 | 155.261g/mol |
摂取すると強い覚醒感が得られる。MDMAなどと比べ多幸感は少ないかほとんど無い。摂取量は25mgから150mg程度である。動物に対する危険性は明らかではないが、精神刺激薬であるため、覚醒剤と同じようなリスクが懸念される。
2016年に向精神薬に関する条約のスケジュールIIに指定された[1]。
出典
編集- ^ 世界保健機関薬物専門委員会 (November 2016). WHO Expert Committee on Drug Dependence Thirty-eighth report (pdf) (Report). Expert Committee on Drug Dependence. 2017年4月12日閲覧。