メスアカミドリシジミ(雌赤緑小灰蝶 Chrysozephyrus smaragdinus)は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科に属するチョウの一つ。

メスアカミドリシジミ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目 Lepidoptera
: シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科 : ミドリシジミ亜科 Theclinae
: メスアカミドリシジミ属 Chrysozephyrus
: メスアカミドリシジミ C. smaragdinus
学名
Chrysozephyrus smaragdinus
(Bremer, 1861)
和名
メスアカミドリシジミ
(雌赤緑小灰蝶)
英名
The Smaragdinus Green Hairstreak
亜種
  • C. s. smaragdinus(Bremer)

概要

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ヒサマツミドリシジミアイノミドリシジミとの3種で、雄の翅表が金緑色に輝くメスアカミドリシジミ属Chrysozephyrus属)を形成する。アイノミドリシジミは翅裏が茶褐色だが、本種は灰色である。

ブナ科から食性転換をしたらしく、日本産のミドリシジミ13種の中で唯一、ヒカンザクラヤマザクラマメザクラなどのサクラ類を食樹とする。

成虫は7-8月ごろ発生し、卵で越冬する。幼虫は黄色がかり発見しやすい。

分布

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日本では主要四島すべてに分布するが、西南日本では山地性である。

国外ではロシア極東部、サハリン中国大陸中部から東北部、朝鮮半島

関連項目

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