メッツァ (テーマパーク)

埼玉県飯能市にあるレジャー施設

メッツァフィンランド語: Metsä)は、埼玉県飯能市にある郊外型レジャー施設。ムーミンテーマパークムーミンバレーパーク[2]と、北欧の生活をテーマにした複合施設「メッツァビレッジ」から構成される。

メッツァ
Metsä
ムーミンバレーパーク(2019年5月)
ムーミンバレーパーク(2019年5月) 地図
施設情報
テーマ ムーミン
事業主体 フィンテックグローバル株式会社
管理運営
  • 株式会社メッツァ
    (メッツァビレッジ)
  • 株式会社ムーミン物語
    (ムーミンバレーパーク)
開園
  • 2018年11月9日
    (メッツァビレッジ)[1]
  • 2019年3月16日
    (ムーミンバレーパーク)[2]
所在地 357-0001
埼玉県飯能市宮沢327-6
位置 北緯35度52分21秒 東経139度19分45.6秒 / 北緯35.87250度 東経139.329333度 / 35.87250; 139.329333座標: 北緯35度52分21秒 東経139度19分45.6秒 / 北緯35.87250度 東経139.329333度 / 35.87250; 139.329333
公式サイト metsa-hanno.com
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ムーミンテーマパークは、本拠地であるフィンランド国外では初進出となる。正式名称はテーマパークとパブリックゾーンを含めた「メッツァ」であるが、マスメディア飯能駅の副駅名標などの案内には「ムーミンバレーパーク」の名称が使用されることが多い。

計画

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2015年6月30日、事業主体のフィンテックグローバルが「ムーミン」のテーマパークとして、埼玉県飯能市に「metsä(メッツァ)」を2017年春にオープンすることを発表した[3][4]。「メッツァ(metsä)」はフィンランド語で「」の意味。宮沢湖の周辺の約18万7,000平方メートル東京ドーム4個分)の用地に展開され、有料の「ムーミンゾーン」と無料の「パブリックゾーン」が設けられる。

フィンテックグローバルは、同地でレジャー施設を運営していた西武鉄道と購入価格6億円で土地売買契約を結んだ[5]。当初は東京都立川市などの都市部で小規模なテーマパークを検討し、2015年頃の開業を目指していたが、「森やがないとムーミンらしさが出ない」として宮沢湖周辺の土地を取得するに至った[6][7]

開業時期は当初の計画からは延期となり、2017年6月30日に着工に向けた地鎮祭が行われた。2018年10月3日に竣工[8][9]したのち、同年11月9日にパブリックゾーンの「メッツァビレッジ」が先行開業し[1]、2019年3月16日に「ムーミンバレーパーク」が開業した[2][10]

ムーミンバレーパーク

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ムーミンの物語を追体験出来るテーマパーク。「はじまりの入り江エリア」「ムーミン谷エリア」「コケムスエリア」「おさびし山エリア」の4つのエリアで構成されており、ムーミンをテーマにしたアトラクションやショップなどが配置されている。

はじまりの入り江エリア

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  • ウェルカムゲート
  • パンケーキレストラン → レットゥララウンジ(2021年12月10日より[10]
  • はじまりの店
  • インフォメーション

ムーミン谷エリア

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  • 水浴び小屋
  • トリビアクエスト
  • ムーミン屋敷
  • 海のオーケストラ号
  • リトルミイのプレイスポット → ムーミン谷の映画館(2024年3月1日より[11]
  • エンマの劇場
  • 写真スタジオ
  • アーケードゲーム
  • テイクアウトフード
  • リトルミイの店
  • 郵便
  • ニブリングの店

コケムスエリア

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  • ムーミン谷の売店
  • ムーミン谷の食堂
  • ショップ&カフェ
  • ワークショップ
  • KOKEMUS

おさびし山エリア

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  • 飛行おにのジップラインアドベンチャー
  • ヘムレンさんの遊園地
  • スナフキンのテント
  • 天文台
  • 灯台

メッツァビレッジ

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北欧のライフスタイルをテーマにしたパブリックエリア。

  • VIKING HALL(レストラン棟)
  • MARKET HALL(マーケット棟)
  • ノルディクス
  • ノルディックスクエア
  • メッツァホール
  • クラフトビブリオテック
  • カヌー工房
  • ノルディックスクエア
  • ファンモック

アクセス

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東京駅を発着するムーミンバレーパーク直行号(JRバス関東)

(この節の出典:[12]

近隣の観光施設

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脚注

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  1. ^ a b ムーミンパークが一部開業 埼玉・飯能”. 日本経済新聞. 日本経済新聞社 (2018年11月9日). 2018年11月9日閲覧。
  2. ^ a b c 「ムーミン」の世界を体感=湖畔にテーマパーク開園-埼玉県飯能市”. 時事ドットコム. 時事通信社 (2019年3月16日). 2019年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月16日閲覧。
  3. ^ ムーミンのテーマパークが2017年に埼玉・宮沢湖周辺にオープン 面積は東京ドーム4個分”. ねとらぼ. ITmedia (2015年6月30日). 2015年7月1日閲覧。
  4. ^ 埼玉にムーミンのテーマパーク フィンランド以外で初”. 朝日新聞デジタル (2015年7月1日). 2016年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月1日閲覧。
  5. ^ Metsä 宮沢湖に 2017 年オープン予定 世界初進出「ムーミン」の世界を体験できる施設が誕生』(プレスリリース)フィンテック グローバル株式会社、2015年6月30日。オリジナルの2018年3月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180327211939/https://www.pref.saitama.lg.jp/a0106/documents/072seibu.pdf2016年3月18日閲覧 
  6. ^ 石井和也 (2019年8月8日). “人口は減っても元気なまちづくり 第14回 埼玉・飯能に「ムーミンの森」、テーマパークでまちづくりは可能か?(2ページ目)”. 新・公民連携最前線|PPPまちづくり. 日本経済新聞社. 2021年2月13日閲覧。
  7. ^ a b 長瀧菜摘 (2015年7月1日). “ムーミンパークが"埼玉の奥地"を選んだワケ (2ページ目) | レジャー・観光・ホテル”. 東洋経済オンライン. 2021年2月13日閲覧。
  8. ^ 日本初、ムーミンのテーマパーク完成 埼玉・飯能”. 産経新聞 (2018年10月3日). 2018年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月9日閲覧。
  9. ^ ムーミンのテーマパークが2017年に埼玉・宮沢湖周辺にオープン 面積は東京ドーム4個分”. ねとらぼ. ITmedia (2015年12月6日). 2017年3月13日閲覧。
  10. ^ a b ムーミンたちとより出会えるよう改装 ムーミンバレーパーク、12月に新装オープン 今月29日から休園”. 埼玉新聞 (2021年11月21日). 2021年11月21日閲覧。
  11. ^ 体験施設リニューアルに伴う一時休止のご案内”. metsa(メッツァ) (2024年1月31日). 2024年4月1日閲覧。
  12. ^ アクセス”. metsa(メッツァ). 2018年10月4日閲覧。
  13. ^ 地域の未来を考える政策プロジェクト会議 西部地域(所沢市、飯能市、狭山市、入間市、日高市)”. 埼玉県. 2018年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月4日閲覧。

外部リンク

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