ムラデン・バシチ
ムラデン・バシチ(Mladen Bašić, 1917年8月1日 ザグレブ- 2012年11月21日ザグレブ)はクロアチアの指揮者[1][2]。
ムラデン・バシチ | |
---|---|
生誕 | 1917年8月1日 |
出身地 | ザグレブ |
死没 | 2012年11月21日(95歳没) |
学歴 | ザグレブ音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 指揮者・ピアニスト |
担当楽器 | ピアノ |
経歴
編集オーストリア=ハンガリー帝国領ザグレブに生まれる。ザグレブ音楽院でピアノ、指揮、作曲を学び、1937年からピアニストとして演奏活動を始めた。
1939年からザグレブの国立歌劇場の指揮者陣に加わり、クレシミル・バラノヴィッチやロヴロ・フォン・マタチッチの助手として指揮者としての研鑽を積んだ。1945年には同歌劇場の芸術監督に昇格し、1960年にはザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の首席指揮者に転出して1968年まで務めた。
1968年から翌年までフランクフルト歌劇場の楽長を務めた後、ユーゴスラヴィアに赴き、1970年までスプリト国立歌劇場の芸術監督、1970年から1976年までザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者を歴任した。1978年から1990年までマインツ州立フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めた。1998年からザグレブに戻り、2006年にはクロアチア学術音楽家協会からロヴロ・フォン・マタチッチ賞を贈られている。
2012年にザグレブにて没。