ムアンプラーチーンブリー郡
座標: 北緯14度3分2秒 東経101度22分0秒 / 北緯14.05056度 東経101.36667度
ムアンプラーチーンブリー郡(ムアンプラーチーンブリーぐん)はタイ中部・プラーチーンブリー県の郡(アムプー)である。同県の県庁所在地(ムアン)でもある。
ムアンプラーチーンブリー郡 | |
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ムアンプラーチーンブリー郡の位置 | |
情報 | |
タイ語名 | อำเภอเมืองปราจีนบุรี |
県 | プラーチーンブリー県 |
地理番号 | 2501 |
郵便番号 | 25000 |
統計 | |
面積 | 451.896 km2 |
人口 | 106,239 人 (2005年) |
人口密度 | 235.1 人/km2 |
行政 |
名称
編集プラーチーンブリーとは「東の街」という意味である。
歴史
編集プラーチーンブリー起源はよくわかっていないが、アユタヤとカンボジアを結ぶ交易路に位置し発展してきた。トライローカナート王時代に編纂された『三印法典』では畿内の第四級国(ムアンチャッタワー)に指定されており、オークプラ・ウタイターニーと呼ばれる官吏が置かれた[1]。その後、ナレースワン王の時代カンボジアと戦争が行われたりした。
地理
編集バーンパコン川(プラーチーンブリー川)の形成した平地にあり、郡内の主な水源も同河川である。郡北部はやや山がちになっている。
国道33号線が東西に通っており、東にサケーオ方面、西にナコーンナーヨック方面と通じる。国道319号線が南に延びておりパノムサーラカーム方面と、国道3124号線が西に延びておりバーンサーン方面と、国道3452号線が東に延びておりプラチャンタカーム方面と、国道3069号線が南東に延びておりシーマハーポー方面と通じる。また国道3077号線が北に延びており、国道2090号線とつながりパークチョン方面と通じる。
経済
編集郡内の主要な産業は農業と工業である。農業はコメ、果物などの生産のほか、装飾用の花の生産が盛んである。
行政区分
編集郡は13のタムボンに分かれ、さらにその下位に144の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)があり以下のようになっている。
- テーサバーンムアン・プラーチーンブリー・・・タムボン・ナームアン全体
- テーサバーンタムボン・バーンナープルー・・・タムボン・ヌーンホームの一部
- テーサバーンタムボン・コークマコーク・・・タムボン・ノーンホームの一部
また、郡内には12のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。
- タムボン・ナームアン・・・ตำบลหน้าเมือง
- タムボン・ロープムアン・・・ตำบลรอบเมือง
- タムボン・ワットボート・・・ตำบลวัดโบสถ์
- タムボン・バーンデーチャ・・・ตำบลบางเดชะ
- タムボン・ターガーム・・・ตำบลท่างาม
- タムボン・バーンボーリブーン・・・ตำบลบางบริบูรณ์
- タムボン・ドンプララーム・・・ตำบลดงพระราม
- タムボン・バーンプラ・・・ตำบลบ้านพระ
- タムボン・コークマイラーイ・・・ตำบลโคกไม้ลาย
- タムボン・マイケット・・・ตำบลไม้เค็ด
- タムボン・ドンキーレック・・・ตำบลดงขี้เหล็ก
- タムボン・ヌーンホーム・・・ตำบลเนินหอม
- タムボン・ノーンホーム・・・ตำบลโนนห้อม
脚注
編集- ^ 石井米雄 「アユタヤ王朝の統治範囲を示す『三印法典』中の三テキスト」 『タイ近世研究序説』 岩波書店、1999年、pp.127-165, ISBN 9784000012898