ミケーレ・デ・ナポリ
イタリアの画家 (1808-1892)
ミケーレ・デ・ナポリ(Michele De Napoli、1808年4月25日 - 1892年3月24日)は、イタリアの画家、政治家である。
ミケーレ・デ・ナポリ Michele De Napoli | |
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自画像 | |
生誕 |
1808年4月25日 イタリア,テルリッツィ |
死没 |
1892年4月25日 イタリア,テルリッツィ |
略歴
編集イタリア南部のテルリッツィの名家に生まれた。父親の希望で法律を学ぶためにナポリで学び、卒業後に美術に転じ、ナポリ美術アカデミーに入学し、コスタンツォ・アンジェリーニに学んだ[1]。
1838年にナポリ王室の展覧会に出展し、入賞し、ナポリ国王に作品を買い上げられ、ローマ留学の奨学金も与えられた。1843年にナポリの教会(Santa Maria di Monteverginella)の壁画を描いた[2]。美術アカデミーの教授職を断り、多くの教会の壁画を描いた。
イタリアの統一が進むと、政治家として活動し1860年にナポリの市議会議員になった。1863年にテルリッツィの父親が没すると、テルリッツィに戻り、何度かテルリッツィの市長や、バーリの地方議会の議員を務めた[1]。1873年になって画家の活動を再開した。
作品
編集-
サン・ベネデット教会の壁画
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「アルキビアデスの死」(1839)
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Giuseppe Cosenza-枢機卿
参考文献
編集- Farese Sperken, Per una rivoluzione della pittura dell'Ottocento in Puglia: Michele de Napoli, Francesco Spinelli, Giuseppe De Nittis, in Archivio Storico Pugliese, XXVIII, 1975;
- Luigi Dello Russo e Vito Bernardi, Michele de Napoli, Terlizzi 1998.
- E. Bénézit, Dictionnaire des Peintres, sculpteurs, dessinateurs et graveurs, 1976.
- Farese Sperken, « Per una rivoluzione della pittura dell'Ottocento in Puglia: Michele de Napoli, Francesco Spinelli, Giuseppe De Nittis », in Archivio Storico Pugliese, XXVIII, 1975
- Luigi Dello Russo et Vito Bernardi, Michele de Napoli, Terlizzi, 1998.
脚注
編集- ^ a b Clara Gelao, « De Napoli, Michele in "Dizionario Biografico" »
- ^ Lord Francis Napier, Notes on Modern Painting at Naples., éd. John W. Parker & Son, West Strand, Londres, 1855, pages 40–42