マーティン・シュヴァルツシルト
ドイツの天文学者
(マーチン・シュヴァルツシルトから転送)
マーティン・シュヴァルツシルト(Martin Schwarzschild、1912年5月31日 – 1997年4月10日)は、ドイツ生まれのアメリカ合衆国の天文物理学者。恒星の構造と生成の分野で業績をあげた。
Martin Schwarzschild マーティン・シュヴァルツシルト | |
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生誕 |
1912年5月31日 ドイツ帝国 ポツダム |
死没 |
1997年4月10日 (84歳没) アメリカ合衆国 ペンシルベニア州バックス郡 |
居住 | アメリカ合衆国 |
国籍 | ドイツ |
研究分野 | 天体物理学 |
研究機関 |
コロンビア大学 プリンストン大学 |
出身校 | ゲオルク・アウグスト大学ゲッティンゲン |
主な受賞歴 | 王立天文学会ゴールドメダル(1969) |
プロジェクト:人物伝 |
経歴
編集ポツダムに、ユダヤ系ドイツ人(ユダヤ系)の天文学者カール・シュヴァルツシルトの息子として生まれた。父親が1916年に没するとゲッティンゲンに家族と移り、ゲッティンゲンとベルリンで学び、1935年にゲッティンゲン大学で学位を得た。ユダヤ系であったので1936年アメリカへ移住し、1942年アメリカ市民権を得た。1947年からプリンストン大学で研究した。星の構造と進化の理論的研究を行い、赤色巨星生成の理論などを解明した。
受賞歴
編集- 1957年 - ニューカム・クリーブランド賞
- 1959年 - カール・シュヴァルツシルト・メダル
- 1960年 - ヘンリー・ドレーパー・メダル
- 1960年 - 米国天文学会 ヘンリー・ノリス・ラッセル講師職
- 1963年 - エディントン・メダル
- 1965年 - ブルース・メダル
- 1969年 - 王立天文学会ゴールドメダル
- 1970年 - ジュール・ジャンサン賞
- 1991年 - ブラウワー賞
命名
編集- 小惑星:(4463) Marschwarzschild[1]。
脚注
編集- ^ “(4463) Marschwarzschild = 1954 UO2 = 1974 HA2 = 1988 TF3”. MPC. 2021年8月13日閲覧。