マーキュリー・リンクス
リンクス(LYNX )は、フォードが製造、マーキュリーブランドで販売していた普通乗用車である。
マーキュリー・リンクス | |
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前期型 ハッチバック GS | |
後期型 ステーションワゴン | |
概要 | |
販売期間 | 1981年 - 1987年(生産中止) |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ |
3/5ドアハッチバック 5ドアステーションワゴン |
駆動方式 | 前輪駆動 |
プラットフォーム | フォード・CE14プラットフォーム |
パワートレイン | |
エンジン |
CVH 1.6L 直列4気筒 SOHC CVH 1.9L 直列4気筒 RF型 2.0L 直列4気筒 ディーゼル |
変速機 | 3速AT(FLC ATX)/4速MT(IB4)/5速MT(MTX-III) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,395 mm |
全長 | 4,140-4,267 mm |
全幅 | 1,674 mm |
全高 | 1,354 mm |
車両重量 | 870-1,085 kg |
その他 | |
姉妹車 | フォード・エスコート |
系譜 | |
先代 | マーキュリー・ボブキャット |
後継 | マーキュリー・トレーサー |
概要
編集1981年、北米版フォード・エスコートの高級仕様姉妹車としてマーキュリーディビジョンより発売された。これは米国フォード初の小型FF車であり、それまでのマーキュリー・ボブキャット(フォード・ピントの姉妹車)に代わってフォードの最小クラスを受け持つ車でもあった。ボディ形状は当初3ドアハッチバックと5ドアワゴンで構成され、1982年に5ドアハッチバックが追加された。デザインは同時期にマスタングを手掛けたチームが担当し、マスタング同様ノッチ付きバックドアを持つ。
エンジンはヨーロッパフォードが開発した1.6L 直列4気筒SOHCを搭載。1984年にはマツダ製2.0L RF型ディーゼルエンジンと1.6Lターボを、1985年には1.9L 直列4気筒を加え、バリエーションを増やしていった。サスペンションは当時のこのクラスの車としては異例とも言える、ストラットによる4輪独立懸架を採用した。これにより、高い走行性能とスペース効率を実現している。
リンクスはマーキュリーブランドでのベストセラーとなるなど、販売が好調であった時期もあったが、徐々に売れ行きが悪くなりエスコートよりも早い1987年に生産が中止された。後継モデルはマツダ・ファミリアをベースとしたマーキュリー・トレーサーである。
車名の由来
編集脚注
編集関連項目
編集- フォード・モーター
- マーキュリー・トレーサー
- シボレー・シェベット - 競合車
- ダッジ・オムニ - 競合車
- プリマス・ホライズン - 競合車