マーガンディヤ経
『マーガンディヤ経』[1](マーガンディヤきょう、巴: Māgaṇḍiya-sutta, マーガンディヤ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第75経。『摩犍提経』(まけんだいきょう)[2]、『須閑提経』(すかんだいきょう)[3]とも。
構成
編集登場人物
編集場面設定
編集ある時、釈迦はクル国のカンマーサダンマに滞在していた。
そこに外道の修行者マーガンディヤが訪れ、釈迦の説く感覚の遮断は感覚の破壊であると誹謗する。
釈迦は、楽と苦を極めてきた自身の遍歴を述べつつ、苦楽・欲を超えた空こそが絶対の安楽であると説く。
法悦したマーガンディヤは、三宝への帰依を誓う。
釈迦は4ヶ月後に出家することを勧める。
こうして後にマーガンディヤは出家し、阿羅漢へ到達する。