マンハッタン生命保険ビルディング
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マンハッタン生命保険ビル(Manhattan Life Insurance Building) は、アメリカ合衆国ニューヨーク市ロウアー・マンハッタンにかつて存在した高層ビルである。
マンハッタン生命保険ビル | |
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概要 | |
現状 | 解体 |
用途 | 商業オフィス |
所在地 |
64-70 ブロードウェイ, 17-19 New Street ニューヨーク州ニューヨーク市 |
座標 | 北緯40度42分28秒 西経74度00分42秒 / 北緯40.70778度 西経74.01167度座標: 北緯40度42分28秒 西経74度00分42秒 / 北緯40.70778度 西経74.01167度 |
着工 | 1893年 |
完成 | 1894年 |
解体 | 1963年から1964年 |
高さ | |
屋上 | 106m |
技術的詳細 | |
階数 | 18階 |
設計・建設 | |
建築家 | en:Kimball & Thompson |
構造技術者 | Charles Sooysmith |
脚注 | |
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概要
編集マンハッタン生命保険ビルは、ニューヨーク市マンハッタン区 64-66 ブロードウェイに1894年に竣工した。高さ106mで、マンハッタンで初めて100mの高さを越えた超高層ビルとなった。このビルはen:Kimball & Thompsonの建築士たちによって設計された。1904年に北側へ少し拡張され、新しい住所は 64-70 ブロードウェイとなった。
1926年、マンハッタン生命保険会社からFrederick Brownへ売却された。さらに数年後、Manufacturer's Trust Companyへと売却された。1928年、今度はこのビルの北側に隣接する本社を持っていたCentral Union Trust Companyにより取得された。このときの買収金額は未公開だが、400万ドルと見積もられている[4]。
このビルはen:Irving Trust Company Buildingの別館を建設するために解体された。この建物は1965年に完成し、現在の1 ウォール・ストリートとなっている。解体完了の時期は文献によって1963年または1964年と異なっている[1][3][5]。
関連項目
編集脚注
編集- ^ a b マンハッタン生命保険ビルディング - Emporis
- ^ "マンハッタン生命保険ビルディング". SkyscraperPage (英語).
- ^ a b マンハッタン生命保険ビルディング - Structurae
- ^ "66 Broadway Sold; Long A Landmark" New York Times (February 18, 1928)
- ^ Korom, Joseph (2008). The American skyscraper, 1850-1940: a celebration of height. Branden Books. pp. 199. ISBN 9780828321884。 "1936年、マンハッタン生命保険会社はオフィスをミッドタウン120 西57丁目へと移転した。そして、マンハッタン生命保険ビルは築69年にして悲劇的な終末を迎えた。すなわち、1963年大いなる冒とく行為によってマンハッタン生命保険ビルは解体された。"