マルトノマ大学
マルトノマ大学(マルトノマだいがく, Multnomah College)は、かつてアメリカ合衆国オレゴン州ポートランドに存在した大学。アメリカ合衆国の太平洋岸北西部では最古の公認2年制大学で、1897年にキリスト教青年会の教育機関としてポートランドのダウンタウンで開学した。[1]1969年にポートランド大学に吸収された。
吸収
編集1969年4月の時点で、国外からの学生140人を含む750人の学生がフルタイムで在籍し、近代的なマルトノマ・ビルディングを含む5つの建物で、50人の教員が教鞭を執っていた。[2] [3] マルトノマ大学は優れた工学プログラムで知られ、ポートランド大学は合併に伴い、同大学の工学部を「マルトノマ工学部 Multnomah School of Engineering」に改称した。当時ポートランド大学の学長だったポール・E・ワルトシュミットはこの合併計画について「機関と資源の合併であり、決して単なる教員と学生の合併ではない」と述べた。[4] マルトノマ大学の学長だったジョン・S・グリフィスはポートランド大学上級副学長に就任した。グリフィスは報道で、「マルトノマ大学の使命はオレゴン州のコミュニティ・カレッジ機構の発展により達成された」と述べた。[5]
出典
編集- ^ “School for Men to Open Soon”. Oregonian (Portland, Oregon: Oregonian Publishing): pp. 33. (September 9, 1909)
- ^ Associated Press (April 11, 1969). “School Merger Set”. Union-Bulletin (Walla Walla, Washington: Union-Bulletin): pp. A12
- ^ United Press International (UPI) (April 13, 1969). “Portland U in College Merger”. Fresno Bee: pp. A6
- ^ Associated Press (AP) (April 11, 1969). “University to Expand”. Tri-City Herald (Pasco, Washington: Scott Publishing): pp. 6
- ^ Associated Press (AP) (April 11, 1969). “School Merger Set”. Union-Bulletin (Walla Walla, Washington: Union-Bulletin): pp. A12