マルトオリゴシルトレハローストレハロヒドロラーゼ
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マルトオリゴシルトレハローストレハロヒドロラーゼ(Maltooligosyltrehalose trehalohydrolase、マルトオリゴシルトレハローストレハロ加水分解酵素、MTHase)は、トレハロース生合成経路で働く酵素。系統名は、4-α-D-{(1→4)-α-D-glucano}trehaose trehalohydrolase[1]。EC 3.2.1.141。GH13ファミリー。
マルトオリゴシルトレハローストレハロヒドロラーゼ | |||||||||
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識別子 | |||||||||
EC番号 | 3.2.1.141 | ||||||||
データベース | |||||||||
IntEnz | IntEnz view | ||||||||
BRENDA | BRENDA entry | ||||||||
ExPASy | NiceZyme view | ||||||||
KEGG | KEGG entry | ||||||||
MetaCyc | metabolic pathway | ||||||||
PRIAM | profile | ||||||||
PDB構造 | RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum | ||||||||
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概要
編集マルトオリゴシルトレハローストレハロヒドロラーゼは、アミロースやマルトオリゴ糖からマルトオリゴシルトレハロースシンターゼにより生成したグリコシルトレハロースのグリコシル基とトレハロースの間のα-1,4結合を加水分解し、トレハロースを生成する。マルトオリゴ糖、アミロースに作用して、α-アノマー糖を生成する弱いα-アミラーゼ作用がある[2]。
出典
編集- ^ 4-α-D-(1,4-α-D-グルカノ)トレハロース トレハロヒドロラーゼ参照
- ^ 『澱粉の科学と技術』 ISBN 978-4990528706
関連項目
編集外部リンク
編集- トレハロース生成に関与する新規な酵素
- 新規酵素による澱粉からのトレハロース製造 NAID 10005156131