マルティニーク地震 (2007年)
2007年マルティニーク地震(英語: 2007 Martinique earthquake)は2007年11月29日15:00:19(現地時間)、ウィンドワード諸島のマルティニーク海峡を襲った地震。マルティニークのフォール=ド=フランスを震央とする、マグニチュード7.4の地震である[1]。
2007年マルティニーク地震 | |
---|---|
本震 | |
発生日 | 2007年11月29日 |
発生時刻 | 15:00:19 |
座標 | 北緯14度56分38秒 西経61度16分26秒 / 北緯14.944度 西経61.274度座標: 北緯14度56分38秒 西経61度16分26秒 / 北緯14.944度 西経61.274度[1] |
震源の深さ | 150 km |
規模 | M7.4 |
最大震度 | 震度VII |
被害 | |
死傷者数 |
死者6 負傷402以上[1] |
被害地域 | マルティニーク |
| |
プロジェクト:地球科学 プロジェクト:災害 |
地震はマルティニーク、ドミニカ国、セントルシア、グアドループ、モントセラト、アンティグア、セントクリストファー・ネイビス、イギリス領ヴァージン諸島、アメリカ領ヴァージン諸島、プエルトリコで強く感じられた。マルティニーク、ドミニカとグアドループで停電が起きた。それ以外のカリブ海東部諸島、すなわち北のプエルトリコから南のトリニダード・トバゴまでも感じることができ、ベネズエラ、ガイアナ、フランス領ギアナ、スリナムなど南米北部でも感じることができた[2]。ベネズエラのカラカスでは人々がオフィスビルから避難した[3]。マルティニークとドミニカではEMS98スケールの震度VIからVIIに達した[4]。
地震の周辺地域では南アメリカプレートがカリブプレートの下に沈み込んでいるが、地震は南アメリカプレート内に起きており、プレートが緩やかにずれている結果である圧力によるものだった。
脚注
編集- ^ a b c USGS. “M7.4 - Martinique region, Windward Islands”. United States Geological Survey. 2018年7月7日閲覧。
- ^ “Guyana experienced earthquake event” (英語). Caribseek News (2007年11月30日). 2011年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月7日閲覧。
- ^ British Broadcasting Corporation (November 30, 2007). “Strong earthquake hits Martinique”. BBC News. オリジナルの24 January 2010時点におけるアーカイブ。 February 28, 2010閲覧。
- ^ Loi d'atténuation B-Cube pour l’évaluation rapide des intensités sismiques probables dans l'Archipel de Guadeloupe