マルク・タイマノフ
マルク・タイマノフ | |
---|---|
1970年 | |
基本情報 | |
出生名 | Марк Евгеньевич Тайманов |
生誕 |
1927年11月9日 ソビエト連邦 ウクライナ社会主義ソビエト共和国 ハルキウ |
死没 |
2016年11月28日(90歳没) ロシア サンクトペテルブルク |
学歴 | レニングラード音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ピアニスト |
担当楽器 | ピアノ |
マルク・エフゲニエヴィチ・タイマノフ(ロシア語: Марк Евгеньевич Тайманов, ラテン文字転写: Mark Evgenievich Taimanov, 1926年2月7日 - 2016年11月28日)は、ソビエト連邦出身のピアノ奏者、チェスプレーヤー。[1][2][3][4][5]
経歴
編集1926年、ウクライナ社会主義ソビエト共和国・ハルキウで生まれた。生後半年で家族でレニングラードに移住。幼少期より、ピアニストだった母親の手ほどきでピアノを始め、10歳でレニングラード音楽院に入学。在学中に映画『ベートーヴェンの協奏曲』の主演に抜擢されて出演[6]。音楽院ではサマリ・サヴチンスキーの下でピアノを学び、後に最初の妻となったリューボフ・ブルックと知り合った。サヴチンスキーの指導により、在学中よりブルックとピアノ・デュオを組み、1948年に音楽院を卒業すると、ブルックとのデュオを中心に演奏活動を展開した。
一方で、建築エンジニアでアマチュアのチェスプレーヤーだった父親の影響で、チェスにも親しみ、16歳の時にはマスターに選ばれている。1956年にはソ連王者となったが、1971年の世界大会でボビー・フィッシャーに完敗した。
2016年、サンクトペテルブルクにて死去。
註
編集- ^ “Гроссмейстер и пианист: гениальный Марк Тайманов отмечает 90-летие”. 2018年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月30日閲覧。
- ^ “Жизнь - игра”. 2018年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月30日閲覧。
- ^ “Mark Taimanov obituary”. 2018年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月30日閲覧。
- ^ “IN MEMORIAM MARK TAIMANOV”. 2018年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月30日閲覧。
- ^ “Марк Тайманов — шахматист, музыкант, актер”. 2018年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月30日閲覧。
- ^ マルク・タイマノフ - IMDb