マルガ・シムル
マルガ・シムル(Marga Schiml, 1945年11月29日 - )は、ドイツのメゾソプラノ、アルト歌手[1]。
ヴァイデン・イン・デア・オーバープファルツの生まれ。ミュンヘンでハンノ・ブラシュケ、ベルリンでイルムガルト・ハルトマン=ドレスラーに師事する。1967年にバーゼル国立歌劇場でヨハン・アドルフ・ハッセの『ティグラーネ』の上演に参加してデビューを飾った。その後、ウィーン国立歌劇場やミュンヘン国立歌劇場のほか、グラーツ、バーゼルやチューリッヒの歌劇場などに出演してオペラ歌手としての地歩を固めた。
カールスルーエの音楽大学で教鞭をとる[2]も、2011年に歌手活動から引退した。