マリーナ・ショウ・ライヴ・アット・モントルー
マリーナ・ショウのアルバム
『マリーナ・ショウ・ライヴ・アット・モントルー』（Marlena Shaw Live at Montreux）は、アメリカ合衆国のジャズ・ボーカリスト、マリーナ・ショウが1973年に録音・1974年に発表したライブ・アルバム[1]。
| 『マリーナ・ショウ・ライヴ・アット・モントルー』 | ||||
|---|---|---|---|---|
| マリーナ・ショウ の ライブ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 | 1973年7月5日 モントルー・ジャズ・フェスティバル[1] | |||
| ジャンル | ジャズ | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | ブルーノート・レコード | |||
| プロデュース | ジョージ・バトラー | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| マリーナ・ショウ アルバム 年表 | ||||
| ||||
解説
編集1973年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでは、7月5日にショウ、ボビー・ハッチャーソン、ロニー・フォスター、ドナルド・バード、ボビー・ハンフリーといったブルーノート・レコード所属ミュージシャンが出演し、バード以外のミュージシャンに関しては、当日の録音が翌年にライブ・アルバムとして発表された[1]。スコット・ヤナウはオールミュージックにおいて5点満点中2点を付け「彼女はアニー・ロスのカヴァー"Twisted"で真価を示しているが、全体的にはR&B的な即興に乗せて気楽なシャウトを披露した内容で、ジャズという観点では、さほど関心を得られなかった」と評している[2]。
イギリスのDJのBlue Boyは、本作に収録された「ウーマン・オブ・ザ・ゲットー」のライブ音源のサンプリングを使用したシングル曲「Remember Me」（1997年）で、全英8位の成功を収めた[3]。
収録曲
編集- ザ・ショウ・ハズ・ビガン - "The Show Has Begun" (Horace Silver) - 4:54
- ザ・ソング・イズ・ユー - "The Song Is You" (Oscar Hammerstein II, Jerome Kern) - 2:27
- ユー・アー・ザ・サンシャイン・オブ・マイ・ライフ - "You Are the Sunshine of My Life" (Stevie Wonder) - 4:37
- トゥイステッド - "Twisted" (Wardell Gray, Annie Ross) - 3:55
- バット・フォー・ナウ - "But for Now" (Bob Dorough) - 4:44
- セイヴ・ザ・チルドレン - "Save the Children" (Renaldo Benson, Al Cleveland, Marvin Gaye) - 4:30
- ウーマン・オブ・ザ・ゲットー - "Woman of the Ghetto" (Richard Evans, Bobby Miller, Marlena Shaw) - 9:59
参加ミュージシャン
編集- マリーナ・ショウ - ボーカル
- ジョージ・ギャフニー - ピアノ、エレクトリックピアノ
- エド・ボイヤー - エレクトリックベース
- ハロルド・ジョーンズ - ドラムス
脚注
編集- ^ a b c “Blue Note Records Discography: 1973-1974”. Jazz Discography Project. 2023年11月23日閲覧。
- ^ Yanow, Scott. “Marlena Shaw - Live at Montreux Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年11月23日閲覧。
- ^ Sexton, Paul (2023年2月1日). “'Remember Me': Blue Boy's Blue Note Moment With Marlena Shaw”. uDiscoverMusic. 2023年11月23日閲覧。