マリナーゼ
マリナーゼとは、日の出、明海を中心とした千葉県浦安市の新町地区の高層マンション群に住む既婚女性のこと。最寄駅のJR京葉線新浦安駅周辺の中町地区に住む既婚女性を含むこともある。
初期の新町地区の開発は、日の出、明海の高層マンション群がその中心となっており、街区の通称はマリナイースト21である。その通称からマリナーゼという言葉が生まれたと考えられる。
マリナーゼに象徴された地域は、2011年3月11日に発生した東日本大震災による液状化によって大きな打撃を受けた。一部のメディアでは、この地域が「憧れの的」から一変したとする地域住民の声を引用しながら、彼女たちの存在に言及して報じられた[1]。
概要
編集漫画家ほしのゆみが、自身のウェブサイト『絵日記でもかいてみようか』[2]に掲載していたイラスト、エッセイ、日記などをまとめた『奥さまはマリナーゼ』が出版されたことにより、知名度を得る。
テレビ東京系列の番組『出没!アド街ック天国』では、浦安市が取り上げられた際[3]に、次のように定義された。
- 20代後半~30代前半
- 年収1千万円ほどの家庭
また、強い陽射しから肌を守るためサンバイザーの使用率が高いと番組では言われた[4]。
浦安市市民会議の教育・生涯学習分科会では、マリナーゼの意味として「新町地区[5]に住む若い主婦」との説明がされている[6][リンク切れ]。[要検証 ]
この他、用語の説明として、次のようなものもある。
脚注
編集- ^ “液状化の千葉浦安 地価暴落必至”. 日刊ゲンダイ. (2011年3月19日) 2011年10月3日閲覧。
- ^ 外部リンク - 絵日記でもかいてみようかMAIDO
- ^ 出没!アド街ック天国 2006年5月20日放送回。
- ^ 出没!アド街ック天国 公式サイト 2006年5月20日|マリナーゼ
- ^ 浦安市明海、日の出、高洲といったJR京葉線より海側の街区の総称。浦安市#地域を参照。
- ^ 外部リンク - 第11回 教育・生涯学習分科会 最終報告に向けた討議の整理(pdf)
- ^ “ほしのゆみさんとマル:ペット大好き!:ペット:中日新聞女性向けサイト:オピ・リーナ(Opi-rina)”. 中日新聞. 2016年6月16日閲覧。
- ^ 戸田健太郎 (2014年5月26日). “ディズニーだけじゃない!?「裏浦安」の隠れた魅力”. NIKKEI STYLE. 2016年6月16日閲覧。
参考書籍
編集- 『奥さまはマリナーゼ 〜主婦のしあわせ絵日記in浦安』 ISBN 4-7767-9233-8
- 『奥さまはマリナーゼ2 〜主婦のしあわせ絵日記in浦安』 ISBN 4-7767-9372-5