ママドゥ・サマサ

マリのサッカー選手

ママドゥ・サマサMamadou Samassa, 1986年5月1日 - )は、フランスセーヌ=サン=ドニ県モンフェルメイユ出身の元マリ代表の元サッカー選手。現役時代のポジションFW

ママドゥ・サマサ
名前
ラテン文字 Mamadou Samassa
基本情報
国籍 マリ共和国の旗 マリ
フランスの旗 フランス
生年月日 (1986-05-01) 1986年5月1日(38歳)
出身地 フランスの旗 セーヌ=サン=ドニ県モンフェルメイユ
身長 188cm
体重 82kg
選手情報
ポジション FW
利き足 右足
ユース
1996-2003 フランスの旗 レッドスター
2003-2006 フランスの旗 ル・マン
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006-2008 フランスの旗 ル・マン 43 (4)
2008-2010 フランスの旗 マルセイユ 20 (3)
2009-2010 フランスの旗 ヴァランシエンヌ (loan) 17 (7)
2010-2012 フランスの旗 ヴァランシエンヌ 51 (8)
2012-2014 イタリアの旗 キエーヴォ 9 (0)
2014 イタリアの旗 ペスカーラ 1 (0)
2014-2016 フランスの旗 ブレスト 5 (1)
2016 インドネシアの旗 マカッサル
2017 マレーシアの旗 Tチーム 14 (4)
2018 インドネシアの旗 マドゥーラ・ユナイテッド 13 (6)
2019 インドネシアの旗 プルシプラ・ジャヤプラ 17 (3)
2020 ルクセンブルクの旗 ブルーボーイズ・ミューレンバッハ 1 (0)
代表歴
2007-2009 フランスの旗 フランス U-21 6 (4)
2009-2013 マリ共和国の旗 マリ 20 (6)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴

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クラブ

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初期

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セーヌ=サン=ドニ県モンフェルメイユに生まれたサマサは、ヴィルモンブル・スポーツ英語版レッドスターFC93の下部組織を経てル・マンUCの下部組織に入団[1]。ル・マンで守備的MFからFWへコンバートし、2004年にマテュー・クタドゥール, ギョーム・ロリオ英語版, マルタン・ドゥイヤール英語版らと共にクープ・ガンバルデッラ英語版優勝に貢献したが、2度の負傷からプロ契約を結ぶまで時間が掛かった[2]

ル・マン

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2006-07シーズン開幕戦のOGCニース戦 (1-0) でデビューを果たし、第3節のヴァランシエンヌFC戦で初得点となる同点弾を決めた。この試合は、最終的に若手のイスマエル・バングラが決勝点を挙げ3-2で勝利した。その後、FCソショー戦, CSスダン・アルデンヌ戦でそれぞれ1得点を挙げ、合計3得点を記録。また、得点した試合では全試合勝利した。弱冠20歳ながら28試合(スタメン20試合)と主力の1人としてプレーしたことから、シーズン終了後にリーグ・アンを6連覇している王者オリンピック・リヨンから関心を寄せられた[3]

翌シーズンはブレイクするかに思われたが、序盤に膝蓋腱を損傷したことで怪我に苦んだ[4]。2008年1月19日のFCジロンダン・ボルドー戦 (1-2) に途中出場の形で約5ヶ月ぶりに復帰するも、トゥーリオ・デ・メロのブレイクや新加入のアントニー・ル・タレクの存在もあり出場機会は少なく、モディボ・マイガマチュー・ドセヴィらとリザーブで競い合った。2008-09シーズンオフにトルステイン・ヘルスタッド英語版, レンタルから完全移籍を果たしたル・タレクが加入したことで更に層が厚くなった前線の中で居場所を見つけられず、シーズンが開幕しても出場出来ずにいた。

マルセイユ

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2008年8月25日、ル・マンの会長は"適切なオファー"が舞い込んだと語りオリンピック・マルセイユと合意に達したと発表。サンダーランドAFCに移籍したジブリル・シセの代わりとしてとしてと見られたが[5]、クラブ側はサマサを有望な若手選手として見ており、経験を得ながら地位を築いてほしいと考えた[6]

8月30日のソショー戦 (2-1) に途中出場でデビューをし、11月30日のリール (2-2) でル・マン時代を共に過ごしたローラン・ボナールのアシストを頭で決め、移籍から約3ヶ月後にしてようやく初得点を挙げた。しかし、その後はチームが冬の移籍市場でブランドン, シルヴァン・ヴィルトールと前線を補強したことで、前半戦以上に出場機会がなくなり公式戦32試合(リーグ戦の先発は3試合)で僅か2得点に終わった。

ヴァランシエンヌ

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2009-10シーズンフェルナンド・モリエンテスが加入したことで序列がさらに下がったサマサは、2009年8月4日にシーズン終了まで1部のヴァランシエンヌに貸し出されることが発表され[7]、デビュー戦となった8日のASナンシー戦で初得点を記録。30日のトゥールーズFC戦で87分に唯一の得点を挙げ、チームの今季初ポイント獲得に貢献した。また、第14節ではスタッド・シャバン・デルマで40試合無敗と強さを誇っていたボルドー相手に唯一の得点を決め、土をつけた。最終的に17試合7得点と満足のいくシーズンを過ごしたサマサは、シーズン終了後にマルセイユへ復帰し、2010-11シーズン序盤に2試合1得点と活躍したが、8月にナンシーへ完全移籍をした。

2012年8月31日、ACキエーヴォ・ヴェローナと契約した[8]

代表

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マリ共和国出身の両親の下に生まれたが、当初はフランス代表として戦うことを決意し、U-21で6試合4得点を記録した。2009年1月6日、マリ代表スティーヴン・ケシ英語版監督に会うためバマコへ旅だった際に、A代表ではマリ代表としてプレーすることを決めたと発表。また、同じくマリ系フランス人として生まれながらマリ代表でプレーするモハメド・シソッコからの励ましも、この決定に影響を与えたことを語った[9]

アフリカネイションズカップ2010の予選も兼ねた2010 FIFAワールドカップ・アフリカ予選ガーナ戦(6月7日)とベナン戦(6月21日)に向けて2009年5月22日に初招集された[10]が、この時は両試合共に出場はなかった。

2009年9月6日にベナンとの2試合目 (1-1) で初出場し、初得点を決めた[11]。2013年1月28日、アフリカネイションズカップ2013のグループリーグ突破が掛かったコンゴ民主共和国戦 (1-1) で代表2得点目を記録。3位決定戦のガーナ戦 (3-1) で先制点を挙げた。

脚注

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  1. ^ " « Mamadou Samassa : "Le foot m’a permis de m’en sortir" »"
  2. ^ "« Une fée au-dessus du berceau »"
  3. ^ "Du lourd pour Samassa"
  4. ^ "Le Mans: Samassa encore forfait à Valenciennes"
  5. ^ "Marseille seal Samassa swoop"
  6. ^ "SAMASSA : «HEUREUX D’ETRE A L’OM»"
  7. ^ "Accord pour le prêt de Mamadou Samassa"
  8. ^ "Samassa de Valenciennes au Chievo"
  9. ^ "Mali: Samassa Opts for Keshi's Mali"
  10. ^ "Mali name 25-man squad"
  11. ^ "African WCQ round-up"

外部リンク

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