マニュファクチャラーチーム
マニュファクチャラーチーム(Manufacturer Team)とは、世界ラリー選手権(WRC)において2006年シーズンから導入された、シーズンエントリーするチームに関するカテゴリーの名称。2006年はマニュファクチャラー2(Manufacturer two)という呼称だったが、2007年より現在の名称に改められている。
いわゆるワークス・チームに相当する『マニュファクチャラー』(旧マニュファクチャラー1)がシーズン全戦に出場義務があるのに対し、マニュファクチャラーチームは16戦中10戦に出場すればよいほか、エントリーフィーも2万5000ユーロと格安になっている。このカテゴリーではWRカーを使用する場合は前年型の車を使うことになるほか、グループA・グループNの車でエントリーすることも可能。
2006年シーズンはプジョー(ボジアンレーシング)、シュコダ(レッドブル・シュコダ)、フォード(ストバート)の3チームがマニュファクチャラー2としてWRCにエントリーした。