マット・マクブライド
マシュー・ハガーティ・“マット”・マクブライド(Matthew Hagerty "Matt" McBride, 1985年5月23日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ベスレヘム出身の元プロ野球選手(外野手、一塁手、捕手)。右投右打。
オークランド・アスレチックスでの現役時代 | |
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ペンシルベニア州ベスレヘム |
生年月日 | 1985年5月30日(39歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 215 lb =約97.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 外野手、一塁手、捕手 |
プロ入り | 2006年 MLBドラフト2巡目(全体75位)でクリーブランド・インディアンスから指名 |
初出場 | 2012年8月4日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | アメリカ合衆国 |
プレミア12 | 2015年 |
この表について
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獲得メダル | ||
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男子野球 | ||
アメリカ合衆国 | ||
WBSCプレミア12 | ||
銀 | 2015 |
経歴
編集プロ入りとインディアンス傘下時代
編集2006年のMLBドラフト2巡目(全体75位)でクリーブランド・インディアンスから指名され、プロ入り。
インディアンス在籍時にはメジャー出場は無かった。
ロッキーズ時代
編集2011年7月30日にウバルド・ヒメネスとのトレードで、ドリュー・ポメランツら若手3選手と共にコロラド・ロッキーズへ移籍した[1]。
2012年8月4日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦にて7番・一塁手で先発出場してメジャーデビューを果たし、初安打を含む2安打1打点をマークした[2]。この年はメジャーでは31試合に出場し、打率.205・2本塁打・11打点の成績を残した。
2013年はメジャーでの出場は無く、AAA級コロラドスプリングス・スカイソックスで48試合に出場して打率.328・15本塁打・45打点の成績を残した。
2014年は8月19日に2年ぶりにメジャーに昇格した。この年は21試合に出場して打率.226・2本塁打・6打点の成績を残した。
2015年は8月13日にメジャー昇格したが、9月5日にDFAとなった。この年は20試合に出場して打率.167、本塁打と打点はゼロだった。オフの10月16日にFAとなった。
2015年11月には第1回WBSCプレミア12にアメリカ合衆国代表で出場した[3]。11月14日の日本戦では菅野智之から本塁打を放っている[4]。同大会では計6試合に出場して22打数11安打で打率.500・1本塁打・5打点で首位打者に輝き、ベストナインにも選ばれた。
アスレチックス時代
編集2016年1月13日にオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結んだ。開幕は傘下のAAA級ナッシュビル・サウンズで迎えたが、4月27日にメジャーを結び、アクティブ・ロースター入りした[5]。 この時、横浜DeNAベイスターズが獲得交渉中だったが、メジャー昇格により水に流れた。 この年メジャーでは20試合に出場して打率.209・2打点の成績を残した。10月5日に40人枠から外れ、7日にFAとなったが、11月11日にマイナー契約で再契約した[6]。
2017年もAAA級ナッシュビルでプレーし、79試合に出場して打率.231・10本塁打・49打点・1盗塁の成績を残した。オフの11月6日にFAとなった[6]。
フィリーズ傘下時代
編集2018年1月3日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[7]。2019年のオフにFAとなった[8]。
現役引退
編集2020年に現役引退し、ファイナンシャル・プランナーに転身した[9]。
詳細情報
編集年度別打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2012 | COL | 31 | 81 | 78 | 8 | 16 | 2 | 0 | 2 | 24 | 11 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 17 | 4 | .205 | .222 | .308 | .530 |
2014 | 21 | 34 | 31 | 6 | 7 | 2 | 0 | 2 | 15 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 12 | 0 | .226 | .294 | .484 | .778 | |
2015 | 20 | 43 | 42 | 5 | 7 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | .167 | .186 | .167 | .353 | |
2016 | OAK | 20 | 44 | 43 | 4 | 9 | 3 | 0 | 0 | 12 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 10 | 0 | .209 | .227 | .279 | .506 |
MLB:4年 | 92 | 202 | 194 | 23 | 39 | 7 | 0 | 4 | 58 | 19 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 3 | 43 | 4 | .201 | .228 | .299 | .527 |
- 2017年度シーズン終了時
表彰
編集- 国際大会
- WBSCプレミア12・首位打者:1回 (2015年)
- WBSCプレミア12・ベストナイン:1回 (2015年)
背番号
編集- 7(2012年、2014年)
- 12(2015年)
- 29(2016年)
代表歴
編集脚注
編集- ^ Paul Hoynes (2011年7月30日). “Cleveland Indians trade No.1 picks White and Pomeranz to Rockies for Ubaldo Jimenez” (英語). cleveland.com. Plain Dealer Publishing Co. and Northeast Ohio Media Group. 2016年4月29日閲覧。
- ^ 「2012年メジャーデビュー組全206選手リスト」『月刊スラッガー』2013年3・4月合併号 日本スポーツ企画出版社 99頁
- ^ 2015 USA Baseball Premier12™ roster announced[リンク切れ] Official Websitr of USA Baseball (2015年10月21日) 2016年4月29日閲覧
- ^ “DeNAが緊急補強!菅野撃ち男 米代表4番マクブライド獲得へ”. スポーツニッポン (2016年4月26日). 2016年4月29日閲覧。
- ^ Melissa Lockard (2016年4月27日). “Oakland A's add Matt McBride; option Andrew Triggs to Nashville” (英語). Oakland Clubhouse. 2016年4月29日閲覧。
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2018年1月10日閲覧。
- ^ Todd Zolecki (2018年1月3日). “Florimon, Middlebrooks among Phils' NRIs” (英語). MLB.com 2018年1月10日閲覧。
- ^ Matt Eddy (November 7, 2019). “Minor League Free Agents 2019”. Baseball America. August 27, 2021閲覧。
- ^ Housenick, Tom (April 2, 2020). “Former Liberty, Lehigh, IronPigs standout Matt McBride retires; has been planning next challenge for a decade”. The Morning Call. August 27, 2021閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Matt McBride stats MiLB.com