マックス・ベア (ボクサー)
マックス・ベア(Max Baer、1909年2月11日 - 1959年11月21日)は、アメリカ合衆国の男性プロボクサー、俳優。ネブラスカ州オマハ出身。元世界ヘビー級王者。
基本情報 | |
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本名 | Maximillian Adelbert Baer |
通称 |
Livermore Larruper[1] Madcap Maxie |
階級 | ヘビー級 |
身長 | 189cm[1] |
リーチ | 206cm |
国籍 | アメリカ合衆国 |
誕生日 | 1909年2月11日 |
出身地 | ネブラスカ州オマハ |
死没日 | 1959年11月21日(50歳没) |
死没地 | カリフォルニア州ハリウッド |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 79 |
勝ち | 66 |
KO勝ち | 51 |
敗け | 13 |
弟にジョー・ルイスに2度に渡って挑戦したバディ・ベア、息子にマックス・ベア・ジュニアがいる。
来歴
編集1929年5月16日、プロデビュー。
1930年8月25日、フランキー・キャンベルと対戦し、5回TKO勝ち。ベアのパンチが原因でキャンベルは翌26日に死去した。
1932年8月31日、アーニー・シャーフと対戦し、10回判定勝ち。シャーフは1933年2月10日のプリモ・カルネラとの試合でKO負けし、2月14日に死去したが、当時のスポーツ記者の中には、ベアとの試合でのダメージを原因に挙げるものもいた[2]。
1933年6月8日、元世界ヘビー級王者マックス・シュメリングと対戦し、10回TKO勝ち。この試合は1933年のリングマガジン ファイト・オブ・ザ・イヤーに選出された。
1934年6月14日、世界ヘビー級タイトルマッチで王者プリモ・カルネラに挑戦。11度のダウンを奪った上での11回TKO勝ちで王座を獲得した[1]。
1935年6月13日、世界ヘビー級タイトルマッチでジェームス・J・ブラドックと対戦。圧倒的有利と見られていたが、15R判定負けを喫し王座から陥落した。この試合は1935年のリングマガジン アップセット・オブ・ザ・イヤーに選出され、2005年にはブラドックを主役とした映画『シンデレラマン』として実写化された。
1935年9月24日、再起戦でジョー・ルイスと対戦し、4回KO負け。この試合は1935年のリングマガジン ファイト・オブ・ザ・イヤーに選出された(2度目)。
1938年3月11日、トミー・ファーと対戦し、15回判定勝ち。この試合は1938年のリングマガジン アップセット・オブ・ザ・イヤーに選出された。
1941年4月4日の試合を最後にボクシングから引退。
ボクサー引退後は俳優として活動した。
獲得タイトル
編集- ニューヨーク州アスレチックコミッション認定世界ヘビー級王座
- NBA認定世界ヘビー級王座
脚注
編集- ^ a b c 『ボクシングヘビー級最強伝説』 ベースボール・マガジン社、2009年5月29日、111頁
- ^ John Kieran (1940年3月1日). “Sports of the times: Men are not horses”. The New York Times. "As was learned later, Ernie went into the ring with a blood clot in his brain. This probably was the result of an earlier bout with Max Baer."
関連項目
編集外部リンク
編集前王者 プリモ・カルネラ |
第15代世界ヘビー級王者 1934年6月14日 - 1935年6月13日 |
次王者 ジェームス・J・ブラドック |