マジカルポップン
『マジカルポップン』 (Magical Pop'n) は、1995年3月10日に日本のパック・イン・ビデオから発売されたスーパーファミコン用横スクロールアクションゲーム。
ジャンル | 横スクロールアクション |
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対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 | ポーラスター |
発売元 | パック・イン・ビデオ |
プロデューサー |
和田康宏 原昭太郎 |
デザイナー |
谷広幸 中嶋秀敏 田尻一直 保屋野潤 |
プログラマー | 谷広幸 |
音楽 | 石橋一郎 |
美術 | 赤井孝美 |
人数 | 1人 |
メディア | 16メガビットロムカセット[1] |
発売日 |
1995年3月10日 |
その他 |
型式:SHVC-AIAJ ASIN B003O7QPFA |
プレイヤーは魔法使いの少女「ポップン」を操作し、魔王を倒して奪われた秘宝を取り戻すために様々な魔法を習得・使用しながらゲームを進めていく内容となっている[2]。主人公のキャラクターボイスはタレントの飯島愛が担当しており、飯島の声優デビュー作でもある。
開発はポーラスターが行い、プロデューサーは『牧場物語シリーズ』を手掛けた和田康宏およびPC-FX用ソフト『みにまむなのにっく』(1997年)を手掛けた原昭太郎、パッケージイラストはイラストレーターの赤井孝美が担当している。
ゲーム内容
編集全6ステージからなるスタンダードな横スクロールアクションゲームで、操作性は抜群に良い[3]。一方、ステージの構造が複雑であり、なおかつパスワード機能やセーブ機能もなくクリアには長時間の拘束を余儀なくされるため、家庭で長時間ゲームを続けることを許されない子供には不向き[4]。
ストーリー
編集突然魔王が王国の秘宝を奪い去っていった!王女は奪われた秘宝を取り戻すため、単身戦いの旅に出た!
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スタッフ
編集評価
編集評価 | ||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では6・5・6・6の合計23点(満40点)[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、18.8点(満30点)となっている[5]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.2 | 3.0 | 2.9 | 3.3 | 3.2 | 3.2 | 18.8 |
本作の主人公「ポップン」の声を飯島愛が担当した事に関して、主人公はロリ萌え系であり、棒読みでハスキーな飯島の声をあてがったことには批判もある[3]。
本作のソフトにはプレミアがついており、2016年の文献によると、箱付き10万円、カセットのみ2~3万円で取引された実績もある[3]。2018年の報告ではオークションによって8万円での落札も記録されたという[4]。
脚注
編集- ^ 前田尋之「Chapter 2 スーパーファミコンソフトオールカタログ 1995年」『G-MOOK176 スーパーファミコンパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019年9月28日、162頁。ISBN 9784862979131。
- ^ a b c “マジカルポップン まとめ [スーパーファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年8月15日閲覧。
- ^ a b c 株式会社QBQ編 『懐かしスーパーファミコン パーフェクトガイド』 マガジンボックス(M.B.ムック)、2016年。ISBN 9784866400082 p52
- ^ a b マイウェイ出版『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』 (ISBN 9784865119855、2018年10月10日発行)、99ページ
- ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『PlayStation Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、396頁、ASIN B00J16900U。
外部リンク
編集- Magical Pop'n - MobyGames - アーケード版