マクチャンドラマ
韓国において特定のテレビドラマ作品に対して用いられる用語
マクチャンドラマ(朝鮮語: 막장 드라마)あるいは略してマド(朝鮮語: 막드)は複雑にねじれている人物関係、現実的でない状況設定、非常に刺激的なシーンを利用してプロットを展開していくドラマを意味する。マクチャンドラマのサブジャンルにはエロドラマや俗物ドラマがある。
刺激的で極端な設定を使って否定的な評価を受けるが、大半が高い視聴率を記録し、しばしば「けなしながら見るドラマ」と呼ばれる [1]。極端な設定で社会的反響を引き起こすこともある。
歴史
編集2007年から「인생 막장 드라마」という表現で使われ始め [2] 、本格的に使われ始めたのはSBS 《조강지처 클럽》が大きな人気を集めてからである [3]。
代表的な作家
編集- 임성한(イムソンハン)
- 임성한(ムン・ヨンナム)
- 김순옥(キム・スンオク)
- 서영명(ソ・ヨンミョン)
- 김사경(キム・サギョン)
脚注
編集- ^ 박세미 (2010年4月23日). “끊임없이 연출되는 새로운 갈등 자신도 모르게 푹~ 빠져든다”. 조선일보 2010年4月23日閲覧。
- ^ 이윤정 (2007年6月30日). “강북엄마가 강남엄마를 따라잡아 보니…”. 중앙선데이
- ^ 김미영 (2008年9月11日). “'조강지처클럽' PD, "막장드라마? 휴머니즘도 있었다"”. 마이데일리