マギオン
チェコスロバキアの衛星系列
マギオン (Magion) は、チェコスロバキア(現:チェコ)の人工衛星のシリーズ。名前は磁場(チェコ語:Magnetické pole)と電離層(Ionosféra)に由来する。チェコスロバキア時代に3機、分離独立後に2機が、インターコスモス衛星などとの相乗りで、ソ連(現:ロシア)のプレセツク宇宙基地から打ち上げられている[1]。
マギオン1号
編集→詳細は「マギオン1号」を参照
マギオン1号 (Magion 1) は、1978年10月24日にインターコスモス18号と共にコスモス3Mロケットで打ち上げられた。
- サイズ:30 × 30 × 16cm
- 重量:15kg
- 軌道傾斜角:82.96度
- 近地点:406km
- 遠地点:764km
- 周期:96.4分
マギオン2号
編集マギオン2号 (Magion 2) は、1989年9月28日にインターコスモス24号と共にツィクロン-3ロケットで打ち上げられた。
- 軌道傾斜角:82.6度
- 近地点:498km
- 遠地点:2,441km
- 周期:115.5分
マギオン3号
編集マギオン3号 (Magion 3) は、1991年12月18日にインターコスモス25号と共にツィクロン-3ロケットで打ち上げられた。
- 軌道傾斜角:82.6度
- 近地点:436km
- 遠地点:2,943km
- 周期:120.2分
マギオン4号
編集マギオン4号 (Magion 4) は、1995年8月3日に Interbol-1 と共にモルニヤロケットで打ち上げられた。
- 軌道傾斜角:70.3度
- 近地点:17,068km
- 遠地点:175,449km
- 周期:347.2分
マギオン5号
編集マギオン5号 (Magion 5) は、1996年8月29日に Interbol-2 と共にモルニヤロケットで打ち上げられた。
- 軌道傾斜角:64.0度
- 近地点:1,881km
- 遠地点:18,092km
- 周期:347.2分
脚注
編集- ^ Magion History (Institute of Atmospheric Physics, Academy of Sciences of the Czech Republic )