マキシミリアン・ヴェスターマイヤー
マキシミリアン・ヴェスターマイヤー(Maximilian (Max) Westermaier、1852年5月6日 - 1903年5月1日)はドイツの植物学者である。
生涯
編集バイエルン州のカウフボイレンに生まれた。ミュンヘン大学で科学を学び、ラドルコーファー(Ludwig Radlkofer)やカール・ネーゲリらの植物学者の影響を受けた。卒業後、ベルリン大学で、ジーモン・シュヴェンデナーの助手として働き、1879年に私講師になった。ケーニヒスベルク大学のカスパリー(Robert Caspary)が没した後、一時的に代理を務めた後、フライジングの高校の教師を務めた[1][2]。
1896年にローマ教皇のレオ13世の承認を受けて新設された、フリブール大学の植物学の教授職に任じられた。1898年から1899年の間、ジャワ島の科学的調査に参加し、"Zur Entwickelung und Struktur einiger Pteridophyten aus Java" (「ジャワのシダ植物の進化と構造」:1900)を出版した[3]。
著書には "Kompendium der allgemeinen Botanik für Hochschulen"(「上級学校のための一般生物学」(1893年)、英訳され"A compendium of general botany"の表題で1896年に出版)や"[4][5] 、"Zur Embryologie der Phanerogamen, insbesondere über die sogenannten Antipoden" (「地球の対蹠地におけるシダ類の発生学」1890)や "Ueber gelenkartige einrichtungen an stammorganen" (1901))[6]などがある。
参考文献
編集- ^ Große Bayerische Biographische Enzyklopädie by K. G. Saur Verlag GmbH & Company
- ^ Historisches Lexikon der Schweiz (biography)
- ^ WorldCat Search (list of publications)
- ^ Google Books Kompendium der allgemeinen Botanik für Hochschulen
- ^ Archive.org "A compendium of general botany
- ^ OCLC Classify Ueber gelenkartige einrichtungen an stammorganen