マイケル・ジャクソン THIS IS IT (アルバム)
『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(マイケル・ジャクソン ズィス・イズ・イット)(The Music That Inspired The Movie Michael Jackson's This Is It)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のサウンドトラックである。映画公開日の発売に合わせ、時差の関係で国により発売時期に違いがあった(#発売日を参照)。2枚組の完全生産限定盤と1枚の通常盤が発売された。
『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』 | ||||
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マイケル・ジャクソン の コンピレーション・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1979年 - 2001年 | |||
ジャンル | ポップ、ダンスポップ、R&B、ロック、ソウル | |||
時間 | ||||
レーベル | エピック | |||
プロデュース |
ジョン・メグレン マイケル・ジャクソン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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マイケル・ジャクソン アルバム 年表 | ||||
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解説
編集1枚目(通常盤)には、マイケル・ジャクソンのヒット曲・代表曲(スタジオ音源)が映画での登場順に収録された。この中には映画のエンディングで使われる初収録曲『THIS IS IT』が含まれている。ジャクソンの没後初めて発表された遺作曲であることから、リリース時に複雑な問題が生じた。詳しい経緯は本楽曲の記事に記述されている。
2枚目には、ジャクソンの未発表音源と、彼が創作した詩「プラネット・アース」(Planet Earth)の朗読音源が収録された。この詩は1991年に発表されたアルバム『デンジャラス』の歌詞解説書が初出で、最終第14曲「デンジャラス」の歌詞の後に配置されたものである。さらに、1992年に出版された自著『ダンシング・ザ・ドリーム』(Dancing the Dream)の4-5ページで読むこともできる。それは「イモータル」で「チャイルド・フッド」や「アース・ソング」に挿入された。
限定盤は、ペーパーのデジブック仕様で36ページに及ぶ歌詞とロンドン公演のリハーサルの貴重な写真を収録したブックレットが入っている。
11月9日付のオリコンアルバムチャートで初登場1位を獲得。これは1987年のバッド以来22年ぶり3作目(1作目はスリラー)の快挙である。
収録曲目
編集# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「スタート・サムシング」(スリラー、1982年) | |
2. | 「ジャム」(デンジャラス、1992年) | |
3. | 「ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス」(ヒストリー、1996年) | |
4. | 「ヒューマン・ネイチャー」(スリラー、1983年) | |
5. | 「スムーズ・クリミナル」(バッド、1988年) | |
6. | 「ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール」(バッド、1988年) | |
7. | 「シェイク・ユア・ボディ」(7" ヴァージョン、デスティニー、1978年) | |
8. | 「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」(バッド、1988年) | |
9. | 「スリラー」(スリラー、1984年) | |
10. | 「今夜はビート・イット」(スリラー、1982年) | |
11. | 「ブラック・オア・ホワイト」(デンジャラス、1991年) | |
12. | 「アース・ソング」(ヒストリー、1995年) | |
13. | 「ビリー・ジーン」(スリラー、1981年) | |
14. | 「マン・イン・ザ・ミラー」(Bad、1987年) | |
15. | 「THIS IS IT」(アルバム・バージョン) | |
16. | 「THIS IS IT」(オーケストラ・ヴァージョン) |
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「あの娘が消えた」(デモ・ヴァージョン、1980年) | |
2. | 「スタート・サムシング」(デモ・ヴァージョン、1981年) | |
3. | 「今夜はビート・イット」(デモ・ヴァージョン、1982年) | |
4. | 「プラネット・アース」(朗読詩、1992年) |
デジタル限定EP
編集# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「THIS IS IT」(アルバム・ヴァージョン) | |
2. | 「THIS IS IT」(オーケストラ・ヴァージョン) | |
3. | 「あの娘が消えた」(デモ・ヴァージョン) | |
4. | 「スタート・サムシング」(デモ・ヴァージョン) | |
5. | 「今夜はビート・イット 」(デモ・ヴァージョン) | |
6. | 「プラネット・アース」(朗読詩) |
アナログLP
編集# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「スタート・サムシング」 | |
2. | 「ジャム」 | |
3. | 「ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス」 | |
4. | 「ヒューマン・ネイチャー」 | |
5. | 「スムーズ・クリミナル」 |
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール」 | |
2. | 「シェイク・ユア・ボディ」 | |
3. | 「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」 | |
4. | 「スリラー」 | |
5. | 「今夜はビート・イット」 |
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「ブラック・オア・ホワイト」 | |
2. | 「アース・ソング」 | |
3. | 「ビリー・ジーン」 | |
4. | 「マン・イン・ザ・ミラー」 |
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「THIS IS IT」(アルバム・ヴァージョン) | |
2. | 「THIS IS IT」(オーケストラ・ヴァージョン) | |
3. | 「あの娘が消えた」(デモ・ヴァージョン) | |
4. | 「スタート・サムシング」(デモ・ヴァージョン) | |
5. | 「今夜はビート・イット 」(デモ・ヴァージョン) | |
6. | 「プラネット・アース」(朗読詩) |
チャート
編集チャート推移
編集先代 ニュームーン/トワイライト・サーガ |
U.S. Billboard 200 第1位 2009年11月14日 |
次代 キャリー・アンダーウッド『Play On』 |
先代 ジン・ウィグモア『Holy Smoke』 |
ニュージーランド・アルバムチャート第1位 2009年11月2日 |
次代 フー・ファイターズ『グレイテスト・ヒッツ』 |
先代 ルナン・リュース『Le Clan des miros』 |
フランス・アルバムチャート第1位 2009年10月26日 - 11月15日 |
次代 ディアムス『S.O.S』 |
ゴールドディスク認定とセールス
編集チャート(2009年) | プロバイダー | ゴールド等認定 | セールス/出荷 |
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オーストラリア | ARIA | プラチナ[35] | 70,000+ |
オーストリア | IFPI | ゴールド[36] | 10,000+ |
カナダ | CRIA | ゴールド | 44,000[14] |
ドイツ | IFPI | プラチナ[37] | 6,000+ |
ハンガリー | MAHASZ | プラチナ | 6,000+ |
イタリア | FIMI | 2×プラチナ | 145,000+ |
日本 | RIAJ | プラチナ | 290,000 |
オランダ | NVPI | プラチナ[38] | 50,000+ |
ニュージーランド | RIANZ | プラチナ[39] | 15,000+ |
ポーランド | ZPAV | プラチナ[40] | 20,000 |
スウェーデン | Sverigetopplistan | ゴールド[30] | 20,000+ |
イギリス | BPI | プラチナ[41] | 575,000+ |
アメリカ | RIAA | 2×プラチナ[42] | 2,000,000 [43] |
発売日
編集地域 | 発売日 | レーベル |
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アメリカ[44] | 2009年10月26日 | エピック |
カナダ[45] | ソニー・ミュージックエンタテインメント | |
オーストラリア[45] | ||
ドイツ[46] | ||
ギリシャ[47] | ||
メキシコ[48] | ||
イギリス[49] | ||
イタリア[50] | 2009年10月27日 | |
香港[51] | ||
日本[52] | ソニー・ミュージックエンタテインメント | |
トルコ[53] | ソニー・ミュージック・トルコ |
脚注
編集- ^ Lamb, Bill. Review: This Is It. About.com. Retrieved on 2009-10-29.
- ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Review: Michael Jackson's This Is It”. Allmusic. 2012年7月4日閲覧。
- ^ Hines, Will. Review: This Is It. Consequence of Sound. Retrieved on 2009-10-30.
- ^ Vozick-Levinson, Simon. Review: This Is It. Entertainment Weekly. Retrieved on 2009-10-29.
- ^ Nissim, Mayer. Review: This Is It. Digital Spy. Retrieved on 2009-10-29.
- ^ Linder, Brian. Review: This Is It. IGN. Retrieved on 2009-10-29.
- ^ Gill, Andy. Review: This Is It. The Independent. Retrieved on 2009-10-29.
- ^ Gamboa, Glenn. Review: This Is It. Newsday. Retrieved on 2009-10-29.
- ^ Paphides, Pete. Review: This Is It. The Times. Retrieved on 2009-10-29.
- ^ 未発表アウトテイク音源、初回生産限定盤のみ。
- ^ a b http://www.lescharts.com/showitem.asp?interpret=Soundtrack+%2F+Michael+Jackson&titel=This+Is+It&cat=a
- ^ a b c d http://www.lescharts.com/showitem.asp?interpret=Soundtrack+/+Michael+Jackson&titel=This+Is+It&cat=a
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2012年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年1月19日閲覧。
- ^ a b http://www.edmontonsun.com/entertainment/music/2009/11/06/11654926-sun.html
- ^ http://www.ifpicr.cz/hitparada/index.php?hitp=P
- ^ a b http://www.billboard.com/charts/billboard-200#/news/this-is-it-debuts-atop-euro-chart-1004034516.story
- ^ http://dutchcharts.nl/weekchart.asp?cat=a
- ^ Suomen virallinen lista
- ^ a b http://www.chartsinfrance.net/Michael-Jackson/news-68884.html
- ^ http://www.viva.tv/Charts/Detail/id/5183/part/0/name/VIVA+Album+Top+50
- ^ http://mahasz.hu/m/?menu=slagerlistak&menu2=archivum&lista=top40&ev=2009&het=44&submit_=Keres%E9s[リンク切れ]
- ^ http://www.chart-track.co.uk/index.jsp?c=p/musicvideo/music/archive/index_test.jsp&ct=240002&arch=t&lyr=2009&year=2009&week=45
- ^ Federation of the Italian Music Industry (October 27, 2009). “Italian Albums Chart”. Italian Charts. July 12, 2009閲覧。
- ^ マイケル・ジャクソンさん『BAD』以来22年ぶりの1位、歴代記録でプレスリー抜く”. Oricon (2009年11月3日). 2009年11月3日閲覧。 “
- ^ “Mexico Top 100”. AMPROFON (2009年11月7日). 2007年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年11月7日閲覧。
- ^ “New Zealand Chart: Chart #1692”. RIANZ (2009年11月2日). 2009年11月3日閲覧。
- ^ http://norwegiancharts.com/
- ^ http://olis.onyx.pl/listy/index.asp?idlisty=546&lang=
- ^ http://www.promusicae.org/listassemanales/albumes/top%20100%20albumes%20w44.2009.pdf
- ^ a b http://www.sverigetopplistan.se/
- ^ http://www.g-music.com.tw/GMusicProduct.aspx?ProductID=0886976067427
- ^ http://chartarchive.org/r/48655
- ^ http://www.billboard.com/#/news/michael-jackson-hits-no-1-on-billboard-200-1004032886.story
- ^ https://archive.is/20120721110409/www.billboard.com/bbcom/charts%23/charts/r-b-hip-hop-albums
- ^ “ARIA Top 50 Albums”. ARIA. 2009年10月11日閲覧。
- ^ http://www.ifpi.at/?section=goldplatin
- ^ “ΤΟ 'THIS IS IT' ΜΟΛΙΣ ΚΥΚΛΟΦΟΡΗΣΕ ΚΑI...” (Greek). Sony Music Entertainment Greece. 2009年11月4日閲覧。
- ^ “Hitflits: This is it platina uitgeleverd”. De Megaman for NVPI. 2009年11月2日閲覧。
- ^ http://www.nztop40.com/
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2007年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年3月25日閲覧。
- ^ http://www.bpi.co.uk/certifiedawards/search.aspx
- ^ "http://www.riaa.com/goldandplatinumdata.php?resultpage=4&table=SEARCH_RESULTS&action=&title=&artist=michael%20jackson&format=&debutLP=&category=&sex=&releaseDate=&requestNo=&type=&level=&label=&company=&certificationDate=&awardDescription=&catalogNo=&aSex=&rec_id=&charField=&gold=&platinum=&multiPlat=&level2=&certDate=&album=&id=&after=&before=&startMonth=1&endMonth=1&startYear=1958&endYear=2009&sort=Artist&perPage=25"
- ^ "http://new.music.yahoo.com"
- ^ “This Is It (Audio CD) by Michael Jackson”. michaeljackson.com; amazon.com. 2009年10月24日閲覧。
- ^ a b “This Is It: Deluxe Edition”. sanity.com.au. 2009年10月24日閲覧。
- ^ “This Is It [Doppel-CD]”. Amazon.com (2009年10月26日). 2009年10月15日閲覧。
- ^ “THIS IS IT (2CD)”. musical.gr. 2009年11月4日閲覧。
- ^ “THIS IS IT (2 CD'S), Michael Jackson”. Mixup.com (2009年10月26日). 2009年10月10日閲覧。
- ^ “THIS IS IT , Michael Jackson”. play.com (2009年10月26日). 2009年10月15日閲覧。
- ^ “Michael Jackson - This Is It”. ibs.it (2009年10月27日). 2009年10月15日閲覧。
- ^ “THIS IS IT”. hmv.com.hk (2009年10月27日). 2009年10月10日閲覧。
- ^ “THIS IS IT , Michael Jackson”. hmv.com (2009年10月28日). 2009年10月15日閲覧。
- ^ [1][リンク切れ]