ポール・ヴィクシー(Paul Vixie)はいくつものRFCと良く知られたUNIXプログラム、SENDS、proxynet、rttyおよびVixie cronといったプログラムの作者。

Paul Vixie, 2014

高校時代はカリフォルニア州サンフランシスコにあるジョージワシントン高校に通っていた。

彼がDECに雇用されていた1988年に、DNSサーバのBINDの作業をはじめ、BIND8までは彼が主作者であり設計者であった。

DECを離れたあと、1994年にBINDや他のインターネットのためのソフトウェアのサポートのためInternet Software Consortium(ISC)をリック・アダムカール・マラマッドらとともに立ち上げた。2004年には、Internet Software Consortiumの活動は新しい会社、Internet Systems Consortiumに引き継がれた。

1995年には彼は共同で主要ISPの集まるPalo Alto Internet Exchange(PAIX)を設立し、Metromedia Fiber Network(MFN)が1999年に買収してからは、MFNの最高技術責任者に就任し、のちにPAIXの社長になっている。

1998年には共同でスパムメール防止を目的としたカリフォルニアの非営利企業であるMAPS(Mail Abuse Prevention System)を設立している。

また彼は自身のコンサルティング企業であるヴィクシー・エンタープライゼスを経営している。

著書として、フレデリック・アヴォリオとの共著で有名なSendmail: Theory and Practiceを執筆している。

「単独の人物としてはもっとも多くのCERT Advisoryの報告者」という記録の保持者でもある。

ISCで働き、Fルートサーバのオペレータでもあるのだが、彼はつい最近Open Root Server Networkプロジェクトへも[※ 1]参加することを決意している。

2011年に慶應義塾大学においてコンピューターサイエンスの博士号を取得している。

注釈

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参考項目

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en:George Washington High School (San Francisco)

外部リンク

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