ボールトンポール P.71A
ボールトンポール P.71A (Boulton & Paul P.71A)は1930年代のイギリスの双発の金属製複葉の郵便機・旅客機である。ボールトンポール P.64の後継機で2機が製作され、インペリアル航空で運用された。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e0/Boulton_Paul_P.71A_%282%29.jpg/220px-Boulton_Paul_P.71A_%282%29.jpg)
インペリアル航空の要求に対して試作したボールトンポール P.64郵便機は高価であることなど採用されず試作機も事故で失われた。より軽量で、細身の胴体にし全長を延長したP.71Aが開発された。エンジンはアームストロング ジャガー IVA空冷エンジンが搭載された。2機がインペリアル航空に引き渡され、1935年から運用されたが、郵便機としては使われず、座席が取り外せる13座席のVIP用の旅客機として使われることもあったが、1936年までに2機とも事故で失われた。
各機の履歴
編集仕様
編集- 全長: 13.47 m
- 全幅: 16.46 m
- 全高: 4.63 m
- 空虚重量: 2,772 kg
- 総重量: 4,318 kg
- エンジン: 2 ×Armstrong Siddeley Jaguar VIA radial engine, 490 hp
- 最高速度:314 km/h
- 巡航速度: 242 km/h
- 巡航高度:6,400 m
- 航続距離:966 km
出典
編集- ^ "Imperial Airways' Latest". Flight (31 January 1935): pp.118–123. 31 January 1935