ボンLRT
ボンLRT(Stadtbahn Bonn)は、ドイツ・ボンで運行されているライトレール(ドイツではStadtbahn(シュタットバーン)と呼ばれる)。全部で6系統(路面電車と定義されている路線は除く)が存在する。ボン市が出資するボン市交通公社(Stadtwerke Bonn Verkehrs GmbH:SWB)による運営である。
ボンLRT Stadtbahn Bonn | |
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基本情報 | |
国 | ドイツ |
所在地 | ボン |
種類 | ライトレール |
開業 | 1975年 |
運営者 | ボン市交通公社 |
公式サイト | SWB Bus und Bahn |
詳細情報 | |
総延長距離 | 95.8 km[1] |
路線数 | 6系統(内 4つの系統は通常運行、残りの2つはラッシュ時間帯のみ運行) |
駅数 | 81駅[1] |
1日利用者数 | 9200万人[1] |
保有車両数 | 75両[1] |
軌間 | 1,435 mm (標準軌) |
電化方式 | 直流 ? V |
最高速度 | km/h |
概要
編集ボン中央駅から南東方面に5駅が地下化されており、これに各方面から路線が直通している。
各路線の特徴
編集いくつかある路線の内、ライン川沿いに北上する路線は、都市間電車であったケルン・ボン鉄道(KBE)の路線を取り込んだもので、ケルンのシュタットバーンとの相互乗り入れを行っている。川沿いを走る16系統(および途中のタンネンブッシュ中で折返しの63系統)と山麓を走る18系統(および途中のボルンハイム(Bornheim)で折返しの68系統)の2路線がある。
一方、ライン川を越えて、北東に存在するジーク川を超えて郊外の都市ジークブルク(Siegburg)には66、67系統が通じている。郊外電車であるジーベンゲビルクス鉄道(SSB)を取り込んだ路線の一部である。2000年にフランクフルト・アム・マインとケルンを直結するICE専用の高速新線が開通し、途中に位置するジークブルクに新たな停車駅が置かれた。そのため、66系統はICEの駅とボン中心部を結ぶ重要な役割を果たすことになった。
市の南側からは、ライン川左岸にあるバート・ゴーデスベルク(Bad Godesberg)からは、16、63、67の各系統が乗り入れている。ボン・バートゴーデスベルク・メーレム電気軌道の一部区間を取り込んだものである。 また、ライン川右岸のバート・ホネフ(Bad Honnef)から66系統が乗り入れている。
脚注
編集- ^ a b c d “Bus und Bahn - Leistungsdaten” [Bus and (Light) Rail - Performance Data] (ドイツ語). SWB. 2013年10月8日閲覧。