ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦軍
ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦軍(ボスニア語、クロアチア語、セルビア語:Vojska Federacije Bosne i Hercegovine)は、1995年から2005年までのボスニア・ヘルツェゴビナの軍事組織。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を終結させたデイトン合意によって、ボスニア・ヘルツェゴビナを構成する2つの構成体のうち、ボシュニャク人およびクロアチア人主体のボスニア・ヘルツェゴビナ連邦の軍として結成された。
ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦軍 | |
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ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦軍の印章 | |
創設 | 1995年 |
解散 | 2005年12月1日 |
国籍 | ボスニア・ヘルツェゴビナ |
忠誠 | ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦 |
基地 | サラエボ、ボスニア・ヘルツェゴビナ |
主な戦歴 | ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦軍は2つの組織によって構成されていた。1つはボシュニャク人主体(ボスニア・ヘルツェゴビナ政府に忠実なクロアチア人やセルビア人なども含む)のボスニア・ヘルツェゴビナ共和国軍(ARBiH)であり、もう1つは紛争中にクロアチア人の軍事組織として結成されたクロアチア防衛評議会(HVO)であった。
2004年には、ボスニア・ヘルツェゴビナの中央政府にボスニア・ヘルツェゴビナ国防省が新設された。この頃から、ボスニア・ヘルツェゴビナのもうひとつの構成体であるスルプスカ共和国のスルプスカ共和国軍(VRS)との統合が段階的に進められた。2005年にはボスニア・ヘルツェゴビナ連邦軍とスルプスカ共和国軍の兵士からなる民族混成の部隊がイラクに派遣された。2006年、ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦軍とスルプスカ共和国軍は完全に統合され、ボスニア・ヘルツェゴビナ国防省の指揮下におかれるボスニア・ヘルツェゴビナ軍となった。
装備
編集ボスニア・ヘルツェゴビナの軍事の変遷 | |||
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-1992年 | ボスニア・ ヘルツェゴビナ 領土防衛軍 (TORBiH) |
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1992年 -1995年 |
クロアチア 防衛評議会 (HVO) |
ボスニア・ ヘルツェゴビナ 共和国軍 (ARBiH) |
スルプスカ 共和国軍 (VRS) |
ボスニア・ヘ 連邦軍 |
ルツェゴビナ (VFBiH) | ||
2006年- | ボスニア・ヘルツェゴビナ軍(OSBiH) |
- 9M14 マリュートカ - 260門
- 9M111 ファゴット - 54門
- HJ-8 - 51門
- T-12 100mm対戦車砲 - 30門
- ZU-23-2 23mm機関砲 - 19門
- ツァスタバ M55 20mm機関砲 - 48門
- L118 105mm榴弾砲 - 36門
- M2A1 105mm榴弾砲 - 27門
- M-56 105mm榴弾砲 - 22門
- D-30 122mm榴弾砲 - 118門
- M-46 130mmカノン砲 - 23門
- D-20 152mm榴弾砲 - 18門
- M114A2 155mm榴弾砲 - 119門
- 2S1 グヴォズジーカ - 3両
- 航空機
- UH-1H ヒューイ - 15機
- Mi-8 ヒップ - 22機
- Utva 75 - 3機
関連項目
編集参考文献
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